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■2004年バックナンバー
2004年1月1日〜2004年12月31日


大学・短大、専門学校、中・高等学校及び文部省等公的機関から発表された、2004年の主な教育関連のニュースをご紹介します。

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大学設置審議会 大学11校などを新設認可
【大学】

2004.12.22

 文部科学省の大学設置・学校法人審議会は先月25日、来年4月の開校を目指し申請が出ていた大学11校と短期大学1校、大学院大学1校、大学院16校の設置を認めるよう中山文部科学相に答申した。
 大学11校はすべて短期大学からの改組・転換組。法科大学院は6校が新設。その他の専門職大学院も20校認められた。公認会計士法の改正で、専門職大学院で規定の単位を取得すると2006年度からの公認会計士試験で一部科目が免除されることから、会計系の大学院が一度に8校新設される。すでに設置を届け出た法政大学とあわせると、9校が誕生することになる。
 また、構造改革特区制度を利用した株式会社立大学・大学院が3校認められた。ゲーム、アニメ、映画などのデジタルコンテンツ製作者を育成する「デジタルハリウッド大学」、経営・マネジメント関連分野における人材を育成する「ビジネス・ブレイクスルー大学院大学、国際経済社会で活躍出来る会計人などを育成する「LEC東京リーガルマインド大学大学院」の3校。ただし、この3校には同審議会から改善要請点として教員の充実など、多数の「留意事項」が付記された。
 同省大学設置事務室は、今回の答申について「各大学とも留意点が多い。改善が見られない場合は通知を出して省としてアフターケアを行う」としている。

<新設される大学>
公立・・・群馬県立県民健康科学大学、石川県立大学、山梨県立大学
私立・・・秋田看護福祉大学、群馬パース大学、白梅学園大学、東京医療保険大学、東京聖栄大学、大阪青山大学、四條畷学園大学、神戸ファッション造形大学

<新設される会計分野の専門職大学院>
国立・・・北海道大学、東北大学
私立・・・千葉商科大学、青山学院大学、明治大学、早稲田大学、関西学院大学、LEC東京リーガルマインド大学 


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武蔵工業大が一般入試で特待生制度
【大学】

2004.12.20

 武蔵工業大学は2005年度入試から、工学部と環境情報学部で「特待生制度」を導入する。入試成績優秀者が対象で、授業料が免除される。
 制度の対象となるのは一般入試前期の受験者。両学部の合格者のうち、成績上位の33人を特待生候補として、合格通知書類に同封して通知する。特待生は、入学金、講演会費を除き1年次から最長4年間、授業料が全額免除される。

 同大の一般入試(前期)試験日は以下の通り。
<工学部(理数系学力重視型入試)>
2月4日 電気電子情報工学科、建築学科、環境エネルギー工学科
2月5日 機械システム工学科、コンピュータ・メディア工学科、都市基盤工学科
2月6日 機械工学科、電子通信工学科、システム情報工学科
<環境情報学部(文系・理系対応型入試)>
2月3日 環境情報学科
2月4日 情報メディア学科

【武蔵工業大学】
http://www.musashi-tech.ac.jp 


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浜松ホトニクス,大学院大学を来春開校
【大学】

2004.12.17

 2002年ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊・東京大学名誉教授の、ニュートリノ検出器に使われた「光電子増倍管」を開発・製造した電子機器メーカー「浜松ホトニクス」が来年4月、浜松市呉松町に「光産業創成大学院」を開校する見通し。
 設立準備財団には、トヨタ自動車や中部電力など約50の企業や個人も出資している。初代学長には、レーザー核融合の権威として知られる中井貞雄・大阪大学名誉教授が就任する。晝馬輝夫・浜松ホトニクス社長が理事長に就き、自らも教壇に立つ予定。
 同大学に学部はなく、光産業創成研究科(博士後期課程)の1科のみの大学院大学で、修業年限は3年間、入学定員は15人の少数精鋭。入学生は理工系に限らず全国の修士課程修了者か同程度の研究経験者を企業などから受け入れる。
 受験者は入試時に創業したいベンチャー企業の事業計画を提出する。1年時に自らのアイディアをもとに会社を興し、実際に経営にあたることが義務付けられている。会社設立の資金は、その事業の趣旨に賛同した企業や教授も共同出資する。3年間で従業員の給料が払えるようになったら学位を授与する、と晝馬社長は話している。
 光産業は医療、生命科学、有機・無機科学など幅広い応用分野が期待されている。同社は新しい光産業を興す人材を育て、日本の独自の技術を世界に発信したい、としている。


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東北大 合格発表の掲示を廃止
【大学】

2004.12.16

 東北大学(仙台市)は先月29日、来年3月10日に行われる前期一般選抜入試から、キャンパスの掲示板での合格発表を取りやめると発表した。合格者には電子郵便で「合格通知書」を送付する他、ホームページ上で合格者の受験番号を公表する。
 文部科学省によると、私立大学ではすでに早稲田大学や明治大学など、全私立大の約46%にあたる200以上の大学が掲示発表を取りやめているが、国公立大学では初めて。
 同大学では、1998年度の入試から学内掲示の他、電子郵便やホームページでも合格発表を開始していた。合格者約2300人に対し、今春のホームページのアクセス数は約3万5000件に達していたのに対して、キャンパスに発表を見に来た受験生は100人程度であり、電子郵便もほぼ発表当日には届いていることから、学内掲示を廃止しても支障はきたさないと判断した。
 国立大学法人化に伴い、出来るだけ経費を削減する狙いもある。推薦入試などについては、2006(平成18年)年度から廃止するとしている。


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新司法試験、合格率を巡って難航
【大学院】

2004.12.09

 10月7日発表された「2006年度の新試験と現行試験の合格者数は各800人」とする政府素案に対する法科大学院関係者らの反発を受けて、法務省の司法試験委員会は11月26日、初年度から新試験の合格者の割合を現行試験の合格者より多くする方針を固めた。
 裁判官、検察官、弁護士を養成する専門機関として、「実践的な専門教育により、受験勉強をしなくてもしっかり学べば法曹になれる」と今年4月に全国一斉にスタートした法科大学院。現在全国に68校ある法科大学院の修了予定者約2300人が新司法試験を受けるとすると、7〜8割は合格するとした当初の構想と異なり、受験者の2〜3割しか合格しないことになる。初年度の合格率は34%。次年度からは不合格者の再受験組が加わり20%を推移することになる。この試算に対して法科大学院側の反対の声が高まったことが、今回の見直しへとつながった。これは、一発勝負型の現行制度を見直すため設立された法科大学院の理念を尊重した結果といえる。
 来春新たに6校の法科大学院が新設され、入学定員の総数は5825人になる。大学院の数に合わせて合格者を増やし、高い合格率を保証することになると法曹の質の低下を招くとの懸念もある。合格者数が圧倒的に低い現行試験との公平性の問題も指摘されている。
 2006年〜2010年の5年間並行して実施される新試験と現行試験の各年度の合格割合と合格総数に関して、司法試験委員会では今年度中に一定の結論を出すとしている。


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亜細亜大学が新入生向け「パソコン入門講座」
【大学】

2004.12.08

 亜細亜大学(東京都武蔵野市)は来年1月から、新入生の入学前教育の一環として、1日コースの「パソコン入門講座」を開講する。
 同大では、各学部で推薦入試合格者に課題図書などの入学前教育をしている。授業やレポート、各種連絡など、大学生活にパソコンが欠かせないものとなっていることを配慮し、2005年度入学生から、希望者が受講できるパソコン入門講座を開講することを決めた。
 これまでにパソコンを利用した経験がほとんどない新入生が対象。入学前に最低学んでおきたいレベルを提示し、自己診断できる操作レベルチェック一覧表が配布される。自己診断結果が40点以下の場合、同講座を受講するか自己学習を勧める。受講料は3000円(教材費・昼食代含む)。
 講習時間は6時間で、パソコンを使った文書作成や保存、インターネットの使い方、メールの送受信などを学ぶ。推薦入試の合格者などから早速申し込みがあり、好評という。一般入試合格者のため、3月に4回開講する予定。

【亜細亜大学】 http://www.asia-u.ac.jp/


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来年度のセンター試験参加大学短大が過去最多に
【大学】

2004.12.02

 文部科学省は11月17日、来年1月実施の大学入試センター試験に参加する大学・短期大学が、過去最多の585校になると発表した。新たに参加する私立大学は、国際基督教大学など23校、利用学部を増加する大学は明治大学など4校。
 私立大学の参加校は430校(1118学部)となり、全私立大学に占める参加率は80.5%。平成16年度から参加が認められた短期大学は、新たに16校が加わって過去最高の128校(公立13校・私立115校)に上り、参加率は、公立35.1%・私立28.8%となった。
 また、「合否判定にかかわる指標として、結果が十分に機能しなくなった」として、これまで「英語」のみを利用してきた慶応大学医学部が参加を取りやめた他、杉野服飾大学も参加取りやめを表明した。
新たに参加する私立大学、短期大学は次の通り。

<4年制私立大学>
北海学園北見大、仙台大、宮城学院女子大、秋田経済法科大、東北芸術工科大、東北公益文化大、創造学園大、埼玉学園大、千葉科学大、国際基督教大、駒沢女子大、清泉女子大、東京農業大、武蔵野音楽大、フェリス女学院大、名古屋芸術大、大阪医科大、関西鍼灸大、
千里金蘭大、神戸国際大、川崎医療福祉大、九州看護福祉大、九州ルーテル学院大
<短期大学>
(公立)長野県、(私立)日本赤十字秋田、関東、高崎商科、東京農業大、北陸学院、松阪大、大谷大、関西女子、千里金蘭、姫路日ノ本、川崎医療、福岡女子、尚絅大、宮崎女子、鹿児島女子


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仁愛大学が大学院人間学研究科心理学専攻を開設
【大学】

2004.12.01

 仁愛大学(福井県武生市)は2005年4月、大学院人間学研究科心理学専攻を開設する予定だ。人間心理やコミュニケーションについて科学的、実践的知識を教育・研究し、高度な専門知識と技能を有する人材を育成する。
 同専攻では、1年次から実習や演習を豊富に取り入れたカリキュラムで、実践的な技能を身につける。また、実務経験が豊富な心理臨床の専門家をスーパーバイザーとして招くほか、大学附属の心理臨床センターを大学院開設にあわせて拡充し、院生の臨床実習の場として活用する。さらに、社会的ニーズの高い臨床心理士受験の基礎資格を取得できる指定大学院をめざし、カリキュラムを検討している。
 大学院の修業年限は2年で、入学定員は12人。募集要項、入試日程は今月発表の予定だ。

【仁愛大学】 http://www.jindai.ac.jp


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国立大学、秋入学の是非検討 早稲田大は来年度から実施
【大学】

2004.11.25

 国立大学協会の総会が5日、金沢市内で開かれ、08年以降の入試について来年6月の総会で本格的に方針をまとめることとし、今後各大学にアンケートを実施するなどして、秋入学の是非を検討することになった。
国立大学協会で秋入学が議論されるのは初めて。一方、早稲田大学商学部では05年から、9月入試・9月入学を導入することになった。
 「多くの受験生に多様な機会を与えるとともに、優秀な学生を集めたい」と、早稲田大学の堀口副総長はその意義を説明している。大検取得者も含む高校既卒者を対象とし、2月の入学試験から半年で再チャレンジする事が出来る。
 以前文部科学省が行った委託研究によると、欧米にそろえて大学の入学時期を秋とすることに、大学長、高校長の約半数が賛成している。賛成の理由は、欧米留学に好都合、高校教育をしっかり完了出来るなど。反対理由は、現行制度で支障がない、大学入学までの半年間どこにも所属しないのは不適当、というものであった。実際、日本で初めて秋入学を実施した東洋大学では、就職の不利を心配したり、少数派になることを嫌うなどして、志願者が当初の100人からここ数年は十数人に減少している。
 早稲田大学では学業が優秀であれば3年半での早期卒業も認め、秋入学者には半年の遅れを取り戻す機会を提供する、としている。


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北海道情報大学通信教育部が履修モデルコースを新設
【大学】

2004.11.24

 北海道情報大学(北海道江別市)の通信教育部は来年4月、各学科で履修モデルコースを新設する。実務に即したカリキュラムで、新しい教育体制をスタートする。
 モデルコースは、IT技術の進展に即応する専門能力の養成が目的。インターネットを活用した新しいビジネスの構築を考える「経営ネットワーク学科」では、「経営管理システムスペシャリスト」「e−ビジネススペシャリスト」の2コース。SEなど情報技術の専門家を育てる「システム情報学科」では、「情報技術基礎」「情報テクニカルスペシャリスト」「情報システム開発スペシャリスト」の3コースを新設する。
 これらのコースでは、学生の関心や目標を尊重し、一般教育科目の修得を義務づけていない。コースごとに設定された主要科目を自由に組み合わせ、学生自身の将来設計に応じて学習を進める。
 また、修得単位をすべてスクーリングの修得単位として振り替えられる「インターネットメディア授業(e‐Learning)」も行っている。高校教諭や社会人が最短1年で高等学校教諭一種免許状(情報)を取得できるカリキュラムが人気だという。
 新コースについての問い合わせは同大東京事務所(〒164−0001 東京都中野区中野5−62−1 eDCビル  mailto:hiu-tokyo@edc.ac.jp  電話03・3319・4003)。

【北海道情報大学】 http://www.do-johodai.ac.jp/


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司法試験合格者数、過去最高の1483人
【大学】

2004.11.18

 法務省は10日、2004年度司法試験の最終合格者数を発表した。合格者数を2010年には3000人に拡大させるとする政府の司法制度改革推進計画の方針に沿った形で、過去最高の1483人が合格した。
 昨年比313人増で、内訳は男性が1119人、女性が364人。
 受験者数は4万3367人。合格率は3.42%(昨年比0.84ポイント増)で、平均年齢は28.95才(同0.8才増)であった。女性の合格者が89人増の24.5%を占めた一方、現役大学生は241人で全体の16.3%にとどまった。
 出身大学別では、東京大学の226人(昨年201人)と早稲田大学226人(同174人)が1位に並び、3位は慶応大学の170人(同123人)、以下京都大学147人(同116人)、中央大学121人(同104人)、一橋大学57人、明治大学46人、大阪大学45人、神戸大学33人、同志社大学30人、東北大学29人、名古屋大学26人と続く。
 早稲田大学の1位は1983年以来の快挙で、記録のある1949年以降、東京大学以外が首位に立ったのは1982年の中央大学と、過去2回だけ。また、法務省で確認出来る1986年以降初めて合格者を出したのは、椙山女学園大学(名古屋市)と広島女子学院大学(広島市)の2校で、いずれも1人ずつだった。


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経済・教育学部人気で05年入試は“文高理低”
【大学】

2004.11.12

 2005年入試の文系学部の志望者は、ほぼ昨年並みか、やや増加傾向にある。法学部の人気は下降しているが、経済・商、教育学部に人気が集まっているという。
 経済・商学部系の志望者数はほぼ前年並みで推移しそうだ。特に東大、京大、慶應義塾大など、最難関クラスの大学の志望者は増加傾向にある。また、ここ2、3年、教員の採用人数が伸びているため、教育学部の志願者も増えそうだ。国立大はもちろん、文教大、玉川大、早稲田大、仏教大など、私立大の教育学部も人気だという。
 一方、法科大学院への期待感から、03年までの数年間、志願者が増え続けた法学部は、法科大学院の現状が明らかになるにつれ、確実に退潮傾向にあるという。大学院修了者の7〜8割を新司法試験に合格させることが法科大学院の目標だったが、3000人規模と予想される2010年の合格者数に対し、法科大学院68校の定員の合計は5460人。全校が揃って7割の合格率を確保するのは不可能だ。しかし、早稲田大や慶應義塾大、立教大、同志社大、関西大などでは志望者が増えており、私立大の法学部は2極化する可能性がある。


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センター試験出願者 2年連続で減少
【大学】

2004.11.11

  大学入試センターは4日、来年1月15日、16日に行われるセンター試験の出願者を、速報値で56万9974人と発表した。内訳は、現役が42万1836人、既卒生が14万1558人、大検合格者が5843人などで、今年の確定値より1万7376人、3%減少したことになる。
 これは18才人口が1992年の約205万人をピークに、2005年度では約136万人と減り続けていることが原因とされている。さらに、「5教科7科目」以上を課す国公立大学が全159校のうち105校379学部にのぼり、科目増の傾向が影響したとの見解もある。
 一方、2005年から青山学院大、東北学院大など私立12校が新たにセンター試験に参加し、早稲田大、立教大、同志社大など8大学が学部を増やしてセンター試験利用入試を実施するなど、私立大の参加校は408校になることから、私立大を併願する出願者は今後も増加していく傾向にあると考えられている。


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志願者減が続く理工系学部 人気大学の難易度は上昇
【大学】

2004.11.08

 就職状況が堅調にもかかわらず、理工系学部の人気は下降気味だ。資格が取得できる医療系学部に受験者が流れているためだが、一方で、難関校の難易度は上昇している。
 大手予備校の集計によると、東京大・理(前期)のセンター試験得点率は3〜4ポイント上昇し、90%に近づいているという。また、東京工業大(全学類)や京都大、大阪大の理・工学部、私立大では慶應義塾大、早稲田大、明治大、同志社大、立命館大など上位大学でも合格が難しくなるとみられている。理工系全体の志望者は減少傾向にあるが、難関大では志願者が増えているためだ。
 志願者数でみると、今春は九州大・工、広島大・工、金沢大・理などの人気大学で、競争率が2倍を下回った。この傾向は来春も続きそうで、「理工系学部前期日程の平均倍率は、2・5倍を切るかもしれない」(国立大)と予測する関係者もいる。国立大と私立大を併願するケースが減れば、東京理科大や芝浦工業大、武蔵工業大など国立との競合校の志願者が減ることも予想される。
 2005年、志願者増が見込まれるのは、都立科学技術大時代に比べ、認知度が一挙に上がった首都大学東京のシステムデザイン学部や、センター試験を導入する青山学院大だ。また、05年に工学部を理工学部に改組する成蹊大も、過去に同様の改組で志願者を増やした慶應義塾大や明治大と同じく、動向が注目される。


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都立高校の合同説明会開催
【高校】

2004.11.04

 7日と14日の両日、東京都教育委員会は、都立高等学校及び高等専門学校等についての「都立高等学校等合同説明会」を、受験生や保護者を対象に開催する。各校ごとに個別の相談コーナーを設け、面談形式で進路相談等を行う。
 平成17年度募集を行う都立高等学校(一部島しょ地区を除く。)、高等専門学校及び中学校が参加し、7日は都立新宿高校で参加予定165校(区部に所在する学校中心)、14日は都立立川高校で参加予定115校(多摩地区に所在する学校中心)。両日とも午前10時から午後4時まで、最終受付時間は午後3時40分。入場無料、予約不要。
 問い合わせは、東京都教育庁学務部高等学校教育課 TEL03−5320−6742(平日午前9時〜午後6時)
 詳細は、http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/


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私立大17校 認可申請
【大学】

2004.11.01

 来年度の開設を目指し認可申請のあった私立大17校の学部・学科・大学院などの新設について、文部科学省は10月15日、大学設置・法人審議会に諮問した。
 新設の認可申請のあった大学は、次の通り。
<大学の学部>弘前学院大学(看護学部)、名桜大学(人間健康学部)、<大学の学科>人間総合科学大学(人間科学部健康栄養学科)<大学の通信教育>LEC東京リーガルマインド大学、<大学院>志學館大学大学院、沖縄大学大学院、<大学院の研究科>札幌国際大学大学院(心理学研究科)、流通経済大学大学院(法学研究科)、日本大学大学院(総合科学研究科)、大阪学院大学大学院(コンピュータサイエンス研究科)、<大学院の専攻又は課程>東北芸術工科大学大学院(芸術工学研究科芸術工学専攻)、文星芸術大学大学院(芸術研究科美術専攻)、日本獣医畜産大学大学院(獣医学研究科応用生命科学専攻)、金沢学院大学大学院(経営情報学研究科経営情報学専攻)、愛知文教大学大学院(国際文化研究科国際文化専攻)、京都外国語大学大学院(外国語学研究科異言語・文化専攻)、広島国際大学大学院(総合人間科学研究科医療工学専攻)


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新潟県中越地震被災の受験生に、各大学が救済措置
【大学】

2004.10.29

 新潟県中越地震の被害が甚大であることを受け、被災した在学生、受験生を救済する措置をとる大学が相次いでいる。事前申し込みが必要なケースが多いが、受験生が進学を断念することのないよう、受験料や入学金の減免、免除する。
 立正大学は、災害救助法が適用された市町村に住んでいる受験生の入学検定料を免除するほか、推薦入試の出願締切日を試験日前日まで延長、入学者の初年度学費を減免する。神奈川大などでも同様の措置をとる。
 女子栄養大は、被災証明書を提出すれば、願書を無料で送付する。理由書があれば、志願書のみでの出願受け付けも可能。また、検定料を無料にするほか、入学者の初年度納入金を免除する。
 淑徳大は、罹災証明書を持参または添付した場合、受験料を免除し、入学者の入学金を免除する。國學院大は地震だけでなく、台風23号の被災者にも対象を広げ、推薦入試と一般入試の受験料を免除する。
 関東学院大は、指定校推薦、公募制推薦について出願締切日までに入試センターに相談してほしいとしている。慶應義塾大、関西大などでも受験生の相談を受け付ける。

新潟県中越地震被災者のへの救済措置については大学通信HPを参照。http://www.univpress.co.jp/nigata_kyusai.html


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東京、大阪、札幌で中高合同進学相談会が開催
【中高】

2004.10.28

 29日から11月3日にかけて、東京・大阪・札幌で私立中学高等学校の合同進学相談会が開催される。大阪では、公立高校説明会も開催される。各学校の担当教師による個別相談や学校案内パンフレットの配布などが行われる。
 北海道・札幌では29日〜31日、北海道の私立中学高等学校の合同進学相談会が開催される。主催は、北海道私立中学高等学校協会。各学校の担当教師による個別相談、制服の展示、各学校のパネル紹介、学校案内最新パンフレット配布などが行われる。
 問い合わせ先は、北海道私立中学高等学校協会 TEL011−241−6651
 大阪では31日、大阪府泉大津市のテクスピア大阪で、私立中高の進学ガイダンス、公立説明会が開催される。進学ガイダンスでは、例年約50校が参加し、各校の個別ブースで、志望校の担当教師と個別相談を行う。公立説明会では、30校近くの公立高校の指導方針や特徴を講義形式で詳しく聞くことができる。
 問い合わせ先は、泉州私塾連合会 http://www.senjukuren.net/
 東京では、11月3日、東京・市ヶ谷の法政大学で、東京の私立中高の合同進学相談会が開催される。主催は、大学通信。個別相談コーナー、学校案内パンフレット配布コーナー、帰国子女総合相談コーナーが設置される。また、来場者全員に、進学情報誌「合格サクセスガイド」、希望者に、「受験年鑑」、先着でプリペイドカードのプレゼントがある。
 問い合わせ先は、大学通信進学相談会係 TEL03−3291−3701  http://www.univpress.co.jp/
詳細は、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」に掲載されている。


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飛び入学あらたに3大学実施
【大学】

2004.10.27

文部科学省は26日、平成17年度から新たに3大学において飛び入学を実施するとの報告があったことを発表した。これにより、すでに実施している千葉大学(国立)と名城大学(私立)の2大学とあわせて5校となった。
「飛び入学」については、平成9年に「数学又は物理学」の分野に限定して制度化した後、平成13年の学校教育法等の改正により、対象分野を問わず行うことが可能となっている。
あらたに発表された実施予定大学、学部、学科は次の通りで、募集人員は各若干名。
▼ 昭和女子大学(私立)人間社会学部福祉環境学科・同生活科学部生活科学科
▼ 成城大学(私立)文芸学部英文学科
▼ エリザベト音楽大学(私立)音楽学部音楽文化学科・同演奏学科
平成17年度も引き続き実施する予定の大学、学部、学科
▼ 千葉大学(国立)理学部物理学科・工学部(2年次終了後各学科に配属)
▼ 名城大学(私立)理工学部数学科


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名古屋文理大学がフードビジネス学科を開設
【大学】

2004.10.22

 名古屋文理大学(愛知県稲沢市)は来年4月、健康生活学部にフードビジネス学科を新設し、情報文化学部で学科を改組する。
 フードビジネス学科は、食についての情報を提供し、それに基づく食生活を提示できる人材を育成する。経営、経済からアートやフードコーディネートまで、「食」に特化して学び、食とビジネスのさまざまな資格取得も視野に、フードビジネスのスペシャリストを育てることを目指す。
 情報文化学部は、現在の2学科を統合し、情報メディア学科を開設する。履修モデルとして情報システム、メディア創造、メディア文化の3コースを置くが、履修科目は自由に選択できる。基礎教育科目のほとんどは履修学年の限定がなく、1年次から専門科目を履修して、情報メディア学の面白さを味わえる。
 また、併設の名古屋文理短大の名称を名古屋文理大短大部に変更するほか、食物栄養学科を来年から栄養士と食生活の2専攻制にする。生活科学科は介護福祉学科に生まれ変わる。

【名古屋文理大学】 http://www.nagoya-bunri.ac.jp/index.shtml


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今年度大学入試 志願者3.3%減
【大学】

2004.10.21

 今年度の国公私立大学の志願者数が前年度より3.3%減の約363万9千人、志願倍率が同0.2ポイント減少し6.7倍になったことが7日、文部科学省の調査でわかった。
 志願倍率の減少は4年ぶりで、18歳人口が前年度より3.7%減少したことが影響したと見られている。
 国公立の志願者数の伸び率は、国立4.3%減、公立7.6%減、私立3.0%減と、公立が大幅に減少している。
同様に志願倍率は、国立4.6倍(前年度比0.2ポイント減)、公立6.2倍(同0.6ポイント減)、私立7.2倍(同0.2ポイント減)となっている。
 アドミッション・オフィス入試については、実施する大学・学部及び入学者数の割合が増加し、入学者数の全体数に対する割合は、国立1.2%(前年1.2%)、公立0.4%(同0.2%)、私立6.0%(同5.1%)となっている。大学数では、国立22(前年17)、公立7(同4)、私立346(同316)と、計38校増加している。
 短期大学では、大学と同様に、全体の伸び率は2.9%減少している。内訳では、私立は同1.0%増と微増しているのに対して、国公立の入学志願者数(延べ数)は、国立84.0%減、公立14.5%減と大幅に減少し国立の減少が目立っている。
 志願倍率では、国公私立全体で2.0倍(前年1.9倍)と0.1ポイント増となっているが、国立2.9倍(前年5.5倍)と2.6ポイント減、公立3.4倍(同3.7倍)と0.3ポイント減と国立はほぼ半減している。私立は、1.9倍(同1.7倍)と0.2ポイント増加。
 来年度も18歳人口の減少が同様に減少するため、志願者数は減少すると見られている。


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東京私立中高 池袋で合同学校説明会開催
【中高】

2004.10.19

 東京・池袋で24日、東京の私立中学139校、高等学校194校が参加する合同進学相談会が開催される。主催は、東京私立中学高等学校協会。各学校の入試担当教師による個別相談、学校案内パンフレット配布、パネル展示、各種奨学金説明コーナーなどが行われる。アンケートに回答者には、2005東京都私立学校案内が贈呈される。

日程:10月24日(日)午前10時から午後4時(入場は午後3時まで)
会場:池袋サンシャインシティ 文化会館2階 展示ホールD
入場無料、申込不要
問い合わせ:東京私立中学高等学校協会TEL:03-3263-0543
www.tokyoshigaku.com


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東京、神奈川、埼玉、広島で中高の合同学校説明会開催
【中高】

2004.10.14

 東京、埼玉、神奈川、広島で私立中学高等学校の合同学校説明会が開催され、個別相談、学校案内パンフレット等の資料配布などが行われる。
 東京では16日、東京私立中高34校が参加する合同学校説明会が(株)インターエデュ・ドットコムと進学塾enaの主催で開催される。会場はそれぞれの学校の個別対応形式で、興味のある私立学校の担当先生と完全に1対1で話ができる。
 神奈川では、16日、湘南地区の私立中学8校・高等学校14校が参加する進学相談会が湘南地区進学相談実行委員会の主催で開催される。入試担当の先生と個別に相談できる。
参加校は、旭丘、アレセイア湘南、鎌倉学園、鎌倉女子大学、北鎌倉女子学園、鵠沼、湘南学園、湘南工科大学附属、聖和学院、相洋、藤嶺学園藤沢、日本大学藤沢、平塚学園、藤沢翔陵、山手学院。
 埼玉では14日から18日まで、埼玉県の私立中学高等学校の高校31校中学13校が参加する合同学校説明会が開催される。個性豊かな教育の場である私学の魅力を紹介する。ビデオや写真を使った各校の紹介に加え、各校担当者が個別の進学相談や質問に応じる。また、学校案内パンフレット配付も行われる。主催は、毎日新聞社さいたま支局。
 広島では、17日、広島県内の私立中学高等学校が各校の特色を紹介する合同学校説明会が広島県私学中学・高等学校協会の主催で開催される。広島、福山、東広島の3会場で開催されるものの最終回。
会場では各校がブースを設け、保護者や生徒の質問・相談に答える「個別相談コーナー」や「学校紹介」が行われ、ステージではクラブ活動等の「学習発表」が行われる。また、制服の展示や広島県全私立学校の資料を自由に持ち帰るコーナーもある。私立中学高等学校への進学を考える人にとって、各校の個性や特色を楽しみながら理解できるイベント。

 詳細については、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」に掲載されている。


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埼玉、神奈川、千葉、大阪で合同学校説明会開催
【中高】

2004.10.07

 9日から11日にかけて、埼玉、神奈川、千葉、大阪で私立中学高等学校や大学短大の合同学校説明会が開催され、個別相談、学校案内パンフレット等の資料配布などが行われる。千葉では、公立高校、大学短大専門学校も参加する。
 埼玉では、9日と10日の両日、大宮で首都圏の私立中高56校(8月現在予定、資料参加含む)が参加する合同学校説明会が開催される。個別相談、学校案内パンフレット配布などが行われる。主催は、埼玉新聞社・埼玉新聞事業社。 問い合わせは、(株)埼玉新聞事業社 TEL048−644−7511
http://www.sai-media.com
 神奈川では9日、神奈川県内のミッション女子校8校が集まり入試相談会を合同で開催する。参加校は、カリタス、函嶺白百合、湘南白百合、聖セシリア、聖ヨゼフ、聖園、横浜英和、横浜雙葉。個別相談、学校案内パンフレット配布などが行われる。会場は、聖セシリア女子中学高等学校。問い合わせは、各参加校。
http://www.kanrei-shirayuri.ed.jp/mh/mission805.htm
 千葉では、10日、11日に松戸市と千葉市で「首都圏進学フェアー2004 in 千葉」が開催される。11日の千葉会場は、県立・私立高校に加え、私立中学、専門学校、短大、大学が参加しての合同進学相談会で、千葉県では初めて。問い合わせは、首都圏進学フェアー実行委員会TEL047−447−7859
http://www.chibanippo.co.jp/oshirase/sin2004/
 大阪では11日、大阪・京都・奈良・兵庫の私立中高約50校が参加する合同進学相談会が読売新聞主催で開催される。各校の入試担当による個別相談コーナー、難関中学受験をアドバイスする希学園講師陣による学習・進学相談ブース、地域別にテーマに基づいて私立中学校の特色をアピールする合同プレゼンテーション、「教育改革の中の進路選び」「なぜ今、私立なのか」をテーマとした教育講演会、学校案内パンフレット配布等が行われる。問い合わせは、読売新聞大阪本社内「私立中学校・高等学校進学ガイダンス」事務局TEL06−6366−1737
 詳細については、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」に掲載されている。


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センター試験受付始まる
【大学】

2004.10.05

 平成17年度大学入試センター試験の出願受付が4日、始まった。期間は15日まで(当日消印有効)。試験日は、平成17年1月15日・16日の両日。
 センター試験を利用する大学は、昨年より20校多い563大学(国立83校、公立72校、私立408校)。短大は、15校多い112校(公立12校、私立100校)が参加する。
 今後の日程は次の通りになっている。正解等の発表は、来年1月15・16日。平均点の中間発表は、同1月19日(予定)。得点調整実施の有無の発表は、1月21日(予定)。追試験実施は、1月22日・23日。平均点の最終発表は2月3日(予定)。
 また、国公立大学のセンター試験利用大学入学者選抜実施日程は、出願期間が1月24日から2月2日、前期日程試験日は2月25日から2月28日まで、中期日程の試験日が3月8日以降、後期日程試験日が3月12日以降となっている


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埼玉、横浜、千葉、大阪、広島、福岡で合同学校説明会開催
【中高大】

2004.09.30

 3日、埼玉、横浜、千葉、大阪、広島、福岡で私立中学高等学校や大学短大の合同学校説明会が開催され、各校入試担当教師による個別相談、学校案内パンフレット等の資料配布などが行われる。千葉、大阪では、公立高校も参加し、東京では、都立高校の合同説明会も開催される。
 埼玉は、私立中学高等学校の合同学校説明会「進学相談会川越会場」が本川越で開催される。問い合わせ先は、西澤塾TEL049・225・2438。
 横浜は、「神奈川東部私立中高フェスタ」がカリタス女子短期大学(横浜市青葉区あざみ野)で神奈川東部私立中学高等学校連盟の主催で開催される。問い合わせ先は、法政大学女子高TEL045・571・4482、詳細は、http://www.caritas.ed.jp/nyushi/toubufesta/poster05.htm
 千葉は、私立中高、公立高が集まった合同進学相談会「首都圏進学フェアー2004」が木更津市民会館(木更津市)で開催される。問い合わせ先は、首都圏進学フェアー実行委員会TEL047・447・7859。
 大阪は、大阪・京阪神・奈良・和歌山の私立中学校が集まった合同進学相談会「私立中学校進学相談会」がOMMビル2F(大阪市・天満橋)で開催される。公立高校・私立高校の合同相談会も同時開催される。問い合わせ先は、(株)五ツ木書房TEL06・6913・1251(代)、http://www.itsuki-s.co.jp
 広島は、「広島県私立中高私学フェスタ2004」が広島国際会議場(広島市)で開催される。広島県私学中学・高等学校協会が主催で、広島県内の私立中高が各校の特色を紹介する。問い合わせ先は、広島県私学中学・高等学校協会事務局TEL082・241・2805、http://www2.ocn.ne.jp/~h-sigaku/。
 福岡は、福岡エルガーラで全国学習塾協会の主催で私立中高の合同学校説明会が開催される。
詳細については、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」に掲載されている。


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國學院大学が文学部で昼夜開講制を導入
【大学】

2004.09.29

 國學院大学文学部(東京都渋谷区)は2005年度入学生から、日本文学科などで1部・2部制を廃止し、昼夜開講制を導入する。また、外国語文化学科は、新たに2コースを設ける。
 1部日本文学科と史学科、2部文学科と史学科は、昼夜開講の「日本文学科」「史学科」となる。学生の多様なライフスタイルに対応し、履修時間帯の選択幅を広げるとともに、両学科の壁を低くして、文学を学ぶ上で必要な歴史学、歴史学を学ぶ上で必要な文学を自由に学べるようになる。
 従来の2部にあたる6・7時限の時間帯だけの履修で卒業できるカリキュラムになっている。夜間時間帯のみを履修する学生のための「フレックス特別給付奨学金」もある。
 外国語文化学科は、外国語で自在にコミュニケーションできる人材を育成する「外国語コミュニケーションコース」、外国語と文化をあわせグローバルな視野と判断力を身につけた人材を育てる「外国文化研究コース」を設け、併せて7時限制を導入する。
 改革に伴って同学部では、募集定員を日本文学科、史学科の昼間主と外国語文化学科で各20人、中国文化学科で10人増やす。

【國學院大学】 http://www.kokugakuin.ac.jp/


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東邦大が理学部に生命圏環境科学科を開設
【大学】

2004.09.27

 東邦大学は来年4月、理学部(千葉県船橋市)に生命圏環境科学科を開設する。自然科学系の科目だけでなく、社会生活や経済活動が環境に与える影響を考察するために人文・社会科学系の知識も学び、さまざまな視点から環境問題を考える。
 生命圏環境科学科は、物理、化学、生物学など基礎的な理学力と、法学や経済学などの社会学的視点で環境を考え、国際的、地域的視点で行動できる人材の育成を目指す。
 2年次前半まで自然科学と人文・社会科学の基礎を学び、2年次後半からコースに分かれる。環境化学、環境生態学、環境管理・創成科学、地球科学の4コースで、大気や水、土壌の分析、生態系と人間の関係、自然環境と人工環境の相互作用、惑星としての地球環境など、学生の興味や特性に応じた視点から環境問題にアプローチする。
 卒業後の進路として、環境計量士、環境技術士、公害防止管理者、気象予報士などの資格取得の道もある。入学定員は80人。入学試験は特別入試、一般入試、センター試験利用入試(個別試験なし)の制度がある。

【東邦大学】 http://www.toho-u.ac.jp/


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龍谷大学が一般試験得点率80%以上の合格者に奨学金
【大学】

2004.09.24

 龍谷大学(京都市)は2005年度入試から、一般入試で得点率80%以上の合格者全員を対象に、奨学金制度を導入する。大学では2年間、短期大学部は1年間、授業料を半額免除する。
 一般入試A日程とB日程が対象だが、理工学部数理情報学科の「センタープラスONE方式」は除く。3教科3科目の総合点の得点率が80%以上の入学者に適用するほか、英語型国際文化学部公募推薦入試の入試成績上位3位以内の合格者も対象。
 4年制学部の場合、1、2年次の2年間、短期大学部は1年間、授業料の半額を免除する。免除額は文系学部73万1000円、理工学部94万9000円、短期大学部36万5500円(いずれも予定)。文系学部の場合、4年間で国立大学との授業料の差額は約11万円差にまで縮まる。
 給付対象者には合格時に通知する。同大は試験日自由選択制を採っているため、A・B日程あわせて受験機会が5回(理工学部は4回)ある。また、12月に深草、瀬田両キャンパスで一般入試直前対策講座(英語)が予定されており、チャンスは多い。

【龍谷大学】 http://www.ryukoku.ac.jp/


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大阪、埼玉、千葉で私立中高の合同学校説明会が開催
【中高】

2004.09.23

 大阪、埼玉、千葉で私立中学高等学校の合同学校説明会が開催され、各校教師による個別相談、学校案内パンフレット等の資料配布などが行われる。
9月から10月にかけては、全国で私立中学高等学校の合同学校説明会が目白押しだ。大手の進学教室や塾団体、私立学校の団体主催のものは、数千名から数万人の参加者を集め、開会時には長い列が続き、入場まで1時間待ちなどの場合もある。
 25日に大阪で開催される私立中学・高等学校進学ナビは、大阪南エリアの私立中学高等学校23校が個別相談に対応する。
26日に開催される千葉県内の私立小中高等学校の合同学校説明会「2004千葉県私学フェア」は、幕張と松戸の2会場で同時開催され、幕張会場は、高等学校57校、中学22校、小学校8校の全学校が参加し、松戸会場は、高校10校、中学5校の参加。個別相談や、入試関係資料等の無料配布が行われる。
埼玉県では、29日から10月4日まで埼玉県内の私立中学高等学校の合同学校説明会「第18回埼玉県私立中学高校大宮展」が開催され、個別相談、学校案内パンフレット等の配布が行われる。また、同様の説明会は、川越で、10月14日から18日、浦和で11月6日から7日に開催される予定だ。
詳細については、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」に掲載されている。


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徹底した就職支援で高い就職率 岐阜聖徳学園大
【大学】

2004.09.17

岐阜聖徳学園大学教育学部では今年、卒業生264人中、小中高校57人、幼稚園11人、保育所8人が正式採用されたほか、臨時採用者は141人だった。
 同大の就職率は学部で80〜92%、短大部も93%で全国平均の56%、62%を大きく上回り、特に教育学部の教員採用率は高い。昨年のデータをみても、国立大学教員養成課程卒業者の教員就職率が全国平均52・2%であったのに対し、同大は69・9%と、国立大トップの信州大、兵庫教育大(ともに69・9%)と肩を並べるトップクラスの就職率だ。
 高い就職率は、希望進路に応じて就職指導、求人開拓、情報発信などの就職支援を徹底しているためという。学生は目標別に、1年次から職業を知りキャリアプランを組み立て、個人面談や就職講座のほか、職業別試験対策講座や資格検定講座などに取り組む。
 特に教員志望者には、授業科目と連携した教員採用試験対策でサポートする。1年次には一般教養と教科の専門知識を準備する数学・理科・社会の「専門基礎」、3年次から学際科目「教師への道」を履修。ほかに課外講座「教職講座(採用試験問題演習)」を開講している。

【岐阜聖徳学園大学】 http://shotoku.jp


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合同学校説明会目白押し
【中高大専門】

2004.09.16

 中学、高校、大学、専門学校の合同学校説明会が17日から23日にかけて全国で開催され、個別相談、学校案内パンフレット等資料配付などが行われる。その他多くの学校別の学校説明会、学園祭等が開催される。

17日に、私立中学・高校合同説明会「Benesse進学フェア」(東京・吉祥寺)。
18日に、農学系大学連合進学相談会(宮城県・仙台)、道内国立高専合同学校説明会(北海道・札幌)、広島県私立中高私学フェスタ2004(広島県・福山)、進学博(大阪、18・19日両日)。
19日に、スクールフェア2005(千葉県・南船橋)、慶應義塾中学3校合同学校説明会(横浜市・日吉)。
20日に、第25回私立中高進学相談会(東京・新宿)。
22日に、専門学校進学ガイダンス(埼玉県・大宮)。
23日に、私学・私塾フェア2004神奈川・東京私立中高進学相談会(横浜・小田原の2会場)、第16回私立中学高校進学相談会(東葛地区)(千葉県・柏)、2004年首都圏私立中学・高等学校フェア(埼玉県・本川越)。

詳細は、合格ラ・シンバンBBの「イベント情報」または「全国私立中学校学校説明会日程」。


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九州大が東京、大阪でオープンキャンパス
【大学】

2004.09.13

 九州大学は、同大の「21世紀プログラム」を体験するオープンキャンパスを東京と大阪で開催する。プログラムは2001年度から実施しているが、学外の会場でオープンキャンパスとして実施するのは初めて。東京は25日、大阪は26日に行う。
 プログラムは、学生がそれぞれの学習テーマに適した科目を同大の学部科目から自由に選択し、4年間のカリキュラムを編成する。1学年20数人の規模で行われ、「専門性の高いゼネラリスト」の育成が目標。昨年度の「特色ある大学教育支援プログラム」(文部科学省)にも採択された。
 オープンキャンパスでは、▽21世紀プログラムの概要説明▽教員、学生による個別相談会▽受験風景(第1次試験)のビデオ上映▽資料配付――などが行われる。1年次からの演習形式の授業を行い、問題発見・解決やディスカッション、プレゼンテーション能力を養う独自の教育プログラムをはじめ、体験入学形式のAO入試など、高校生にプログラムを理解してもらうことが目的だ。
 東京都千代田区の学士会館と大阪市北区の梅田スカイビルタワーウエスト23階で、両日とも10時半〜15時半。予約不要で入退場は自由。問い合わせは同大高等教育総合開発研究センター(電話092・726・4710)。

【九州大学】 http://www.kyushu-u.ac.jp


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大学・短期大学進学ガイダンスが開催 /東京・新宿
【大学】

2004.09.09

11日(土)、大学・短期大学進学ガイダンスが東京・新宿で国公私立大学短大全186校が参加して開催される。大学・短期大学個別相談コーナー、進路総合相談コーナー、コンピュータ進路適性診断コーナー、パンフレット無料配布コーナーなどが設置される。また、入試に関する講演会も開催され、先着優先で、推薦対策ブック、看護・医療・教育・福祉系オール学校ガイド、進路発見ナビゲータ2004など、様々な受験資料が配付される。さらに、学校により、願書や過去問題集をもらうことができる。
日程は、午前1時から午後5時まで、会場は、新宿NSビル(B1Fイベントホール)。
 なお、同日に、専門学校進学ガイダンスが新宿エルタワー30階サンスカイルームで午後2時から午後5時まで120校の参加で開催されている。
問い合わせは、両イベントとも、(株)ドリコムTel0120−414−686


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神奈川・東京私立中高進学相談会が開催
【中高】

2004.09.08

 私学・私塾フェア2004 神奈川・東京私立中高進学相談会が、かながわ民間教育協会主催で12日(日)に開催される。神奈川・東京の私立中学校、高等学校を中心に、86校が参加する。
  学校の先生と、直接会って相談ができる個別相談や、学校案内パンフレット配付など、受験に役立つ情報が満載。
日程:9月12日(日) 午前10時30分から午後4時まで
会場:ホテル ザ・エルシィ町田(東京・町田)
主催:かながわ民間教育協会
入場無料、申込不要
問い合わせは、かながわ民間教育協会事務局Tel045−461−3149
詳細は、http://www.kmkk.or.jp/


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外国大学日本校にも大学院入学資格
【大学】

2004.09.07

 文部科学省は3日、外国の大学が日本に設けている約20校ある「外国大学日本校」に日本の大学院への入学資格や大学との単位互換を認める方針を決めた。
 今月末にも中央教育審議会に諮問し、10月から11月には新制度を施行する予定。また、日本の大学についても外国に分校などを設置することができるとする既定を新設し、海外校を卒業すれば国内の大学と同様に日本の大学の学位が与えられるようにする。
 文科省は、在日大使館などを通じて外国大学の一部として位置づけられていることが確認できた日本校を指定し、母国の外国大学に準じて取り扱う。これによって大学院入学資格や単位互換のほか、日本の大学への転学も可能になる。


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京都私立中学・高校展が京都市で開催
【中高】

2004.09.06

 京都府の私立中高の合同進学相談会が京都府私立中学高等学校連合会主催で開催される。
 制服展示、各学校相談コーナー、学校紹介ビデオコーナー、学校情報がわかるビデオコーナーが設置され、書籍販売なども行われる。
日程:9月8日(水)〜13日(月) 午前10時から午後8時まで(最終日は午後5時まで)
会場:高島屋京都店グランドホール(7階)
主催:京都府私立中学高等学校連合会
入場無料、申込不要
問い合わせは、京都府私立中学高等学校連合会 TEL075−344−0385
詳しくは、http://www15.ocn.ne.jp/~kshigaku/


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大阪芸術大に日本初の「キャラクター造形学科」
【大学】

2004.09.03

 大阪芸術大学は2005年4月、「キャラクター造形学科」を開設する。キャラクターの創作は創作活動の原点で、メディアに不可欠だとして、漫画やアニメ制作、ゲームデザインを柱に、専門知識と自由な発想力を備えたクリエーターの育成を目指す。
 カリキュラムは、キャラクターの創り方や生かし方を学ぶ原論をはじめ、キャラクター制作、著作権など。漫画は原作、作画、編集、批評を、アニメは歴史や技術の習得、ゲームは歴史やハード機種の変遷などとともにデザイン、企画を学ぶ。卒業後は、漫画家、アニメーター、ゲームデザイナー、CGデザイナー、プロデューサー、アートディレクター、編集者――などの進路が考えられる。
 教授陣には、同大文芸学科長で作家の小池一夫教授、漫画家の里中満智子さん、バロン吉元さん、池上遼一さん、映像プロデューサーの大月俊倫さん、アニメーションディレクターの伊藤有壱さん、ナムコ・インキュベーション・センター・コンダクターの岩谷徹さんなど、第一線で活躍中のクリエーターが名を連ねる。
 募集は100人。推薦入試、一般入試、大学入試センター試験利用の3方式で選考する。一般入試は、大学入試センター試験2教科2科目と専門試験、推薦入試は、専門試験のみで合否を決める。センター利用入試では個別試験は行わない。専門試験は「オリジナルキャラクターによる自己表現」(120分)の問題に対し、絵と文章、または文章だけでキャラクターを描写する。

【大阪芸術大学】 http://www.osaka-geidai.ac.jp/


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全国各地で中高大学の合同学校説明会が開催
【中高大】

2004.09.02

 4日から私立中高や大学の合同学校説明会が、愛知、広島、大阪、東京、京都、福岡などで開催される。
 4日には、大学ガイダンス2004 が広島・基町クレド、農学系大学連合進学相談会が大阪・新梅田シティタワーウエスト、5日には、豊田地区私立中学校合同説明会が豊田市(愛知県)、日本語を母語としない子供と保護者の高校進学ガイダンスが所沢市(東京都)、8日〜13日には、京都私立中学・高校展が高島屋京都店(京都市)、11日には、農学系大学連合進学相談会が福岡エルガーラホール(福岡市)で開催される。
 それぞれ、個別相談や資料配付が行われる。
 詳細は、当サイトのイベント情報へ。


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亜細亜大がホスピタリティのプロを養成する専門課程
【大学】

2004.08.30

 亜細亜大学(東京都武蔵野市)は今年、経営学部でホスピタリティ専攻をスタートした。「人をもてなす」ための理論を学び、実践力を身につけることをめざす。
 1年次にホスピタリティの基礎理論、2年次からゼミナールで各自のテーマに応じて専門的な学習をし、4年次には実践教育をするカリキュラム。マネジメントとホスピタリティ、コミュニケーションを学び、総合的な力を身につける。
 ホテル、フード、観光の専門別ゼミでの実践演習をしたり、ホテルや観光関連企業での研修、インターンシップなど、実務志向の教育も特色。卒業後は、ホテル・旅館、レストラン・外食、旅行・観光関連などを中心に、人と接するさまざまな業界での活躍が期待される。
 募集はAO入試のみ。募集人員は40人で出願期間は10月1日〜8日(消印有効)。選考方法は1次審査が理解力テストと書類審査、2次は面接(集団討論および集団面接)と書類審査。

【亜細亜大学】 http://www.asia-u.ac.jp


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私大で155校が定員割れ
【大学】

2004.08.26

 日本私立学校振興・共済事業団がまとめた『平成16年度私立大学・私立短期大学入学志願動向』によると、今春、入学者数が定員数に満たない大学が155校、短大では164校あることがわかった。
 同調査は毎年行われているもので、平成16年度の調査校総数は大学533校、短大400校。
入学定員充足率(入学者÷定員数×100)が100%に満たない大学は155校で全体の29.1%を占め、前年度よりも0.9%増加した。短大では164校で全体の41.0%を占めたが、前年度よりも4.7%減少した。
 また、今春の大学への志願者は約300万人で前年度よりも約9万4000人減少し、入学者数は定員数約42万5000人に対して約47万人であった。短大への志願者は約19万1000人で前年度よりも約2000人増加し、入学者数は定員数約9万9000人より約200人上回った。入学定員充足率平均は、大学で110.5%、短大で100.2%であった。短大で充足率が100%台に乗ったのは6年ぶり。詳細な数値については、下表参照。
 文部科学省の試算では、07年度より「大学全入時代」が到来する。しかし、人気校と不人気校の「二極化」が進む中で、私学では来年度以降も入学者数拡大に向けて厳しい状況が続きそうだ。

 
平成16年度
平成15年度
大学 志願者総数
3,067,060
3,161,776
入学定員
425,422
423,712
入学者数
470.088
476,614
「定員割れ」の学校数
155(29.1%)
147(28.2%)
短大 志願者総数
191,270
189,384
入学定員
99,130
104,876
入学者数
99,341
108,199
「定員割れ」の学校数
164(41.0%)
190(45.7%)
※( )内、学校数全体に占める割合


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慶應義塾大がSFCのAO入試にディスカッション方式導入
【大学】

2004.08.25

 慶應義塾大学は、湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策、環境情報学部のAO(アドミッションズ・オフィス)入試に、グループディスカッションと書類、面接で選考する方式を取り入れる。学業優秀で「SFCで新しい未来を切り開ける人材」を募集する。
 従来の方式は、学業成績の数値基準がない代わり、課外活動などでの社会的評価や、外国語、コンピューター技術の高度な資格といった活動実績がなければ出願できなかった。新方式の出願資格は、全体の評定平均値4・5以上。同大では、高校時代に学習以外の活動実績はないが、大学でやりたいことを明確に持っている生徒に、自分の将来性をアピールしてほしいとしている。
 1次選考では「学習計画書」を提出し、将来の可能性を表現する。計画書では、SFCで取り組む予定の学習テーマを決め、目的や意義、特徴などを含めて実際の学習計画を具体的に説明する。2次選考はグループディスカッションと面接。資料を読み、討論するためのまとめをコメント・シートに記入してからディスカッションに臨む。
 AO入試は、4月入学の1期は9月8日〜10日、同2期は11月1日〜4日に出願を受け付ける。募集人員は9月入学と合わせて各学部100人。2方式は併願可。募集要項は同大のホームページで閲覧できる。

【慶應義塾大学】 http://www.keio.ac.jp/


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教員、生徒のための千葉県内大学ガイダンスセミナー 明海大で開催
【大学】

2004.08.23

 千葉県内大学ガイダンスセミナーが8月27日、明海大学浦安キャンパスで開催される。高校と大学の相互理解の場として、今年で9年目を迎える。
 大学ガイダンスセミナーは独立行政法人大学入試センターの指導のもと、全国で開催されている。大学関係者と高校関係者が意見を交換し、直接コミュニケーションを図ることが目的。これまでは大学、高校の教員が対象だったが、今回からは生徒と保護者を対象に個別進学相談なども行う。
 遠山敦子・前文部科学大臣の特別講演をはじめ、大学教授による模擬授業、大学教授と高校教諭によるシンポジウムなどが開かれる。個別進学相談には千葉県内の国公私立大学24校が参加、11校が資料参加する。生徒と保護者は参加自由。時間は10時〜16時。午前は特別公演、午後は個別相談、模擬授業、シンポジウムが行われる。
<参加大学>千葉大▽愛国学園大▽江戸川大▽神田外語大▽敬愛大▽秀明大▽淑徳大▽順天堂大▽城西国際大▽聖徳大▽千葉科学大▽千葉工業大▽帝京平成大▽東京情報大▽東京成徳大▽東京理科大▽東邦大▽東洋学園大▽二松学舎大▽日本大▽日本橋学館大▽麗澤大▽和洋女子大▽明海大

【明海大学】 http://www.meikai.ac.jp/


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近畿大学農学部が来年から6学科に
【大学】

2004.08.20

 近畿大学は2005年4月、農学部(奈良市)を現在の5学科から6学科にする。環境汚染や自然破壊など地球規模で取り組むべき問題に取り組む人材育成をめざす。
 「農業生産科学科」「水産学科」「応用生命化学科」「食品栄養学科」「環境管理学科」「バイオサイエンス学科」の6学科。研究、教育体制を見直すことで、国際舞台でも活躍できるエキスパートを育てる。同大農学研究科の水産研究所は、昨年「クロマグロ等の魚類養殖産業支援型研究拠点」に関するプロジェクトで文部科学省21世紀COEプログラムに採択された。生命科学、環境科学、食と健康など、各学科の研究分野には高い期待が寄せられている。
 9月25日(土)13時〜16時、農学部キャンパスでオープンキャンパスが行われる。主なプログラムは体験実習や相談コーナーなど。問い合わせは同学部教務学生課(0742・43・1849)。

【近畿大学】 http://www.kindai.ac.jp


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東京、神奈川、茨城、北海道で合同学校説明会開催
【中高】

2004.08.19

 21日(土)から22日(日)にかけて、東京(有楽町)、神奈川(小田原市)、茨城(つくば市)、北海道(札幌市)で合同学校説明会が開催される。一度に色々な学校の教員と個別相談をしたり、学校案内パンフレットなどの資料を集めたり、学校情報を集めるのに最適です。詳細は次の通り。

▼2004東京都私立学校展
東京の私立中学校・高等学校419校が参加する東京都最大規模の進学相談会が東京私立中学高等学校協会の主催で開催される。各校の個別相談、パネル展示、学校案内パンフレット配布、制服の展示等が行われる。東京の私立小学校52校も参加する。
日程:8月21日(土)・22日(日) 午前10時から午後4時まで
会場:東京国際フォーラム(東京・有楽町)
入場無料、申込不要
問い合わせは、東京私立中学高等学校協会TEL03−3263−0543
http://www.tokyoshigaku.com

▼ミッション女子8校合同入試相談会
神奈川県内のミッション系の女子8校が合同で入試相談会を開催する。個別相談、学校案内配布等を行う。
参加校は、カリタス、函嶺白百合、湘南白百合、聖セシリア、聖ヨゼフ、聖園、横浜英和、横浜雙葉
日程:8月21日(土) 午前11時から午後3時まで。
会場:小田原市民会館3階小ホール(神奈川・小田原市)
入場無料、申込不要
問い合わせは、各学校へ

▼首都圏進学フェアー2004 in 茨城
私立中高、公立高、専門学校、大学、短大が集まった合同進学相談会が首都圏進学フェアー実行委員会の主催で開催される。個別相談、学校案内パンフレット配布等が行われる。
日程:8月21日(土) 午前11時から午後4時まで。
会場:つくば国際会議場(茨城県つくば市)
入場無料、申込不要
問い合わせは、首都圏進学フェアー実行委員会TEL047−447−7859

▼私立学校展2004
学校進学相談から最新パンフレットまで、札幌地区の私立中学の知りたいことがすべてわかる合同学校説明会が、札幌地区私立中学校連合会の主催で開催される。学校別進学相談会、最新学校パンフレットコーナー、私立中学パネル展示、制服展等が行われる。昨年は約1500人の来場があった。
参加校は、北嶺、 札幌光星、立命館慶祥、東海大学付属第四高等学校中等部、札幌日本大学、双葉、札幌聖心女子学院、札幌大谷、藤女子、北星学園女子。
日程:8月21日(土)・22日(日) 午前10時から午後5時まで。
会場:札幌三越ライラックルーム(北海道・札幌)
入場無料、申込不要
問い合わせは、立命館慶祥中学校TEL011−381−8888
http://www.sapporo-shityuren.gr.jp/p4.htm


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公私立大8校が学部新設へ
【大学】

2004.08.17

 文部科学省は7月27日、来年度に新設予定の学部などに関する公私立大からの届け出状況を公表した。学位の種類などに変更がない場合は、文科相の許可が必要なく、事前の届け出だけで設置することができる。今回公表されたのは、今年4月から5月までに届け出があった学校で、計37校。
 学部を新設する8校は以下の通り(括弧内は学部名)。

群馬県立女子(国際コミュニケーション)、いわき明星(科学技術)、中京(総合政策)、岡山商科(法、経済)、恵泉女学園(人間社会)、成蹊(理工)、川崎医療福祉(医療福祉マネジメント)、西南学院(人間科)


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2005年大阪私立学校展開催
【中高】

2004.08.12

 8月19日(木)から22日(日)の4日間、三越百貨店大阪店5階北浜三越ホールで大阪府私立中学校高等学校連合会の主催により大阪府の私立中高の合同学校説明会が開催される。
 開催時間は、午前10時から午後6時まで、個別相談は、午前10時半から午後5時半まで。大阪の全私立中・高の入試担当者が一堂に集結し、毎日、個別に進学相談に応じる。全参加校は、午前・午後のグループ分けによる入替え制で対応する。また、2005年度の募集要項、学校案内パンフレットなどを配布するパンフレットコーナー、制服コーナー(4階)、育英会奨学金相談コーナーなどが設置される。
 この大阪私立学校展は、関西最大規模の大阪の私立学校紹介イベントで、昨年は4日間で1万7200人が来場した。
問い合わせは、大阪府私立中学校高等学校連合会 電話06−6352−4761
http://www.osaka-shigaku.gr.jp/


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2004私立中高進学相談会ふれあい開催
【中高】

2004.08.11

8月19日(木)、浦和コルソ7階(埼玉県・浦和)で私立中高33校が参加し、合同学校説明会が開催される。
 開催時間は、午前10時から午後4時までで、学校別個別相談ブースが開設され、学校案内パンフレット等の配布が行われる。
 参加校は、上野学園中高、川村中高、北豊島中高、京華学園(京華中高、京華商業高、京華女子中高)、駒込中高、小松原学園(小松原高、小松原女子高)、桜丘中高、十文字中高、淑徳中高、淑徳巣鴨中高、順天中高、城西大附属城西中高、昭和鉄道高、女子聖学院中、駿台学園中高、聖学院中高、成立学園高、大東文化大第一高、瀧野川女子学園中高、帝京中高、東京家政大附属女子中高、東京成徳大中高、豊島学院高、獨協埼玉中高、日本大豊山女子中高、文京学院大女子中高、宝仙学園中高、豊南高、保善高、武蔵野中高の33校。
 問い合わせ先は、成立学園 電話03−3902−4411。


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東京工科大が起業家養成する大学院を開設
【大学】

2004.08.10

 東京工科大学(本部・東京都八王子市)は来年4月、大学院バイオ・情報メディア研究科を開設し、現在の学部構成を反映したバイオニクス、コンピュータサイエンス、メディアサイエンスの3専攻のほかに、新しくアントレプレナー専攻を設ける。
 アントレプレナー専攻は、起業家育成を目的とし、日本で初めてアントレプレナーの学位(修士)を取得できる。東京都大田区のキャンパスで、最先端技術、知的財産権、財務、会計、技術移転、技術マネジメントやビジネスモデルなどについて、ディスカッション中心の少人数授業を行う。
 文理系両方の学生が対象のため、技術に弱い文系出身者向けに、ほかの3専攻の総論科目をEラーニングで学べるようにした。専門家に認められるビジネスプランを作成することが卒業条件で、起業家に求められる能力を総合的に強化し実践的な教育をする。
 同大の相磯秀夫学長は「価値や知識を創造するベンチャー企業が発展しないと、社会は活性化しない。双方向参加型の厳しい授業だが、学生にはPlan、Do、Check、Actionを体験させ、新しいタイプのアントレプレナーを生み出したい」と意欲を語る。
 入試は3種類の日程で行う予定。9月、11月、1月に願書を受け付ける。定員は20人。選考は面接に重点を置き、起業にかける熱意をみる。

【東京工科大学】 http://www.teu.ac.jp/


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立命館大学が「テクノロジー・マネジメント研究科」開設へ
【大学】

2004.08.06

 立命館大学は来年4月、びわこ・くさつキャンパスに独立大学院としてテクノロジー・マネジメント研究科テクノロジー・マネジメント専攻(修士課程)を開設する。MOT(技術経営)能力を持つ人材を育て、新産業やイノベーションを創出する社会的基盤づくりへの貢献を目指す。
 同研究科は、知識教育と実践教育を連携させるほか、マネジメントとテクノロジーなど、文理の枠をはずし、MOTを体系的に学べるカリキュラムを組む。「企業の技術者、マネジャー」「技術系ベンチャーの起業家」「企業の知的財産専門家、弁理士」「コンサルタント」「技術政策、産業政策に携わる公務員」――といった人材を育成する。教員には産業界の実務家を招くほか、40社と提携して産学連携を進める。
 入学定員は70人。一般入試のほか企業などの推薦、飛び級、高等専門学校推薦など多数の入試制度がある。学部を限定せず、さまざまな専門性をもつ学生を募集。社会人も積極的に受け入れる。

【立命館大学MOT大学院】 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/mot/index.html


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07年度「大学全入時代」へ
【大学】

2004.08.05

 文部科学省は7月23日、少子化で大学、短大の志願者数が減少し、入学者数と同じになる「大学全入時代」の到来時期について、07年度になるとの見通しを中央教育審議会大学分科会に提示した。志願者が毎年減少している一方で、大学、短大における定員数が減少していないことが原因だ。
 03年度の現役生、浪人生を含む志願者総数は85万4000人で、入学者総数は71万8000人。
 しかし、同年度の現役志願率は55.68%で、97年に旧文部省が大学審議会に提示した試算の前提となっていた、現役志願率60%突破には大きく届かない。同試算によると、現役志願率は09年度に62.9%となり、浪人生を合わせた志願者総数と入学者総数が70万7000人で同じになるとしていた。
 こうした状況を勘案し、文科省が新たに試算し直したところ、07年度の現役志願率は57.5%で、現役志願者総数は65万4000人、これに浪人生を加えると志願者総数は69万9000人となり、07年度の入学者総数と同じになるという結果がでた。
 大学全入時代の到来は受験生にとっては朗報なのか。理論上では、えり好みさえしなければ、志望者全員がどこかの大学、短大に入学できることになる。しかし、時代が変わったとしても、有名国立、私立大などには従来通りに志願者が多く集まることが予想され、全員が入学できるとは限らない。
定員を集められず経営難に陥る大学が増加することも予想される。現在、大手予備校は、実質倍率1倍前後で、偏差値ボーダーラインが算出できない大学を「Fランク」としているが、全私立大の2割がこれに該当するという。また、日本私立学校振興・共済事業団によると、03年度で3割近くの大学、5割近くの短大が定員割れを起こしており、知名度の低い大学、短大にとっては定員確保がより一層困難になることが予想される。


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大学合同学校説明会 大阪で開催
【高校】

2004.08.04

 8月7日、大学を目指す人を対象に進学相談会、大学ガイダンス2004が大阪(マイドームおおさか2・3階展示場)で開催される。
 大学ガイダンス2004は、朝日新聞社主催で、地元国公立大学をはじめ、多数の私立大学の入試担当者が直接面談に応じる。また、進路や教科ごとの学習相談の他、高校1・2年むけの新課程入試講座を含む各種講演会も開催される。時間は午前10時から午後4時半まで。入場は無料。入場券が必要。問い合わせは、大学通信内大学ガイダンス事務局TEL03−3291−3701。http://www.univpress.co.jp


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キリスト教学校フェア開催
【中高】

2004.08.03

 8月6日、7日の両日、銀座教会・東京福音会センター(東京・銀座)でキリスト教系の学校18校が参加し、合同学校説明会が開催される。
 開催時間は、午前10時から午後5時までで、学校案内と相談コーナーが開かれている。
 その他、6日(金)には、速水敏彦氏(前立教学院院長、日本聖公会司祭)による基調講演「大地に根をおろし、しなやかに生きる」が10時30分から11時40分まで、青山学院、女子学院など10校が参加する「生徒による学校生活紹介」が午後1時30分から午後3時30分までの開催が予定されている。7日(土)には、立教女学院、香蘭など11校が参加する「生徒による音楽の調べ」が午前10時から午後4時まで開催の予定。来館者には、各校の校風が綴じられたオリジナルの紹介冊子がプレゼントされる。
 参加校は、青山学院中高、桜美林中高、恵泉女学園中高、啓明学園中高、香蘭女学校中高、国際基督教大学高、頌栄女子学院中高、自由学園中高、女子学院中高、女子聖学院中高、聖学院中高、玉川聖学院中高、東洋英和女学院中高、普連土学園中高、明治学院高、明治学院中・東村山高、立教池袋中高、立教女学院中高の18校。
詳細は、http://www.ginza-church.com/schools_fair/index.html


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神戸学院大が総合リハビリテーション学部を開設
【大学】

2004.08.02

 神戸学院大学は来年4月、総合リハビリテーション学部を開設する。このほど設置認可を申請した。リハビリを必要とする人が毎日の生活を「楽しい」と思えるように、さまざまな側面からリハビリテーションに取り組む人材を養成する。
 医療リハビリテーション学科(理学療法学専攻/作業療法学専攻)と、全国初の社会リハビリテーション学科を設ける予定。リハビリを医学、教育、職業、社会の4分野からとらえ、身体的な側面だけではなく、「心」とのかかわりも考える。障害のある人が、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指す「地域リハビリテーション構想」が特色だ。  
 募集要項は、11月末の設置認可の後に配布する。2005年度は三種類の日程で入学試験を行う予定。公募制・指定校推薦、センター利用入試は実施しない。試験問題はほかの学部と共通の問題が使用されるため、英語、国語、日本史、世界史、化学、数学については過去の入試問題が受験対策に利用できるという。

【神戸学院大学】 http://www.kobegakuin.ac.jp


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大学合同学校説明会 東京・横浜で開催
【高校】

2004.07.29

 8月1日、2日、大学を目指す人を対象に進学相談会が東京、横浜で開催される。8月1日は、大学ガイダンス2004がパシフィコ横浜(横浜市・みなとみらい)で、8月2日は大学フェア2004が日本武道館(東京・九段)で開催される。
 大学ガイダンス2004は、朝日新聞主催で、地元国公立大学をはじめ、多数の私立大学の入試担当者が直接面談に応じる。また、進路や教科ごとの学習相談の他、高校1・2年むけの新課程入試講座を含む各種講演会も開催される。時間は午前10時から午後4時半まで。入場は無料。入場券が必要。問い合わせは、大学通信内大学ガイダンス事務局TEL03−3291−3701。http://www.univpress.co.jp
 大学フェアは、フジテレビジョン・産経新聞主催で、日本全国から私立、国・公立大学短大239校が参加し、個別進学相談コーナー、資料配付コーナーなどが設置される。時間は午前10時から午後4時まで。入場は無料、申し込み不要。問い合わせは、ライオン企画・大学フェア事務局TEL03−5982−2365。http://www.uvi.jp


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大阪工業大学が専門職大学院「知的財産研究科」開設
【大学】

2004.07.23

 大阪工業大学は来年4月、専門職大学院「知的財産研究科知的財産専攻」を開設する。実務家育成が目的で、「知的財産に特化したロースクール」「知的財産版MBA」を目指す。
 知的財産研究科では、弁理士や企業の知的財産部門の管理職などを養成する。同大は昨年、日本で唯一の「知的財産学部」を開設。学部では弁理士などをサポートする「パラリーガル(法律家の補助をする人の意)」を養成しており、大学院でさらに高度な専門職業人の育成を目指す。
 教員には、官公庁や産業界で活躍する知的財産のエキスパートを招く。社会人も学びやすいように、平日は昼夜開講制を導入する予定で、土曜日にフルタイム出席し平日は夜を選んで受講すれば、仕事との両立も可能だ。
 入学定員は30人。文系、理系を問わず、幅広く学生、社会人を募集する。入試は来年2月で、論文と面接、書類審査で実施する。

【大阪工業大学】 http://www.oit.ac.jp/


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全国各地で合同学校説明会・ガイダンスが開催
【中高大】

2004.07.22

 名古屋で愛知私立中学進学フェアが23日、24日の両日、さいたま市で彩の国高校進学フェアが、24日、25日の両日、東京で城東地区私学フェアと2004年度海外・帰国生進学相談会が25日に、仙台では、大学ガイダンス2004が24日に開催される。
 各イベントの詳細は次の通り。その他詳細は、「イベント情報」をご覧下さい。

▼愛知私立中学進学フェア(名古屋市)
 23日、24日の両日、愛知県内の19私立中学が参加する愛知県内最大規模の学校説明会が開催される。
 会場は、松坂屋本店南館8階マツザカヤホール(名古屋市中区)。時間は午前10時から午後5時まで。入場無料。
 参加予定校は、愛知、愛知工大付属、愛知淑徳、金城学院、椙山女学園、東海、名古屋、名古屋経済大高蔵、名古屋経済大市邨、名古屋国際、名古屋女子大、南山、星城、聖霊、大成、滝、春日丘、愛知産業大三河、桜丘。
http://www.aichi-shigaku.gr.jp

▼彩の国高校進学フェア(さいたま市)
24日、25日の両日、埼玉県内の国公立高校192校、県外国立私立46校が参加。個別相談、資料配付等を行う。
 会場は、さいたまスーパーアリーナ(JRさいたま新都心駅前)。時間は、24日が正午から午後6時まで、25日が午前10時から午後6時まで。入場無料。
 問い合わせは、読売メディアセンターTel:048−822−6800
http://www.yomiuri-mc.co.jp

▼城東地区私学フェア(東京)
 25日に、東京都城東地区の私立中高の合同学校説明会が開催され、個別相談、資料配付等を行う。
 会場は、すみだ産業会館(東京・錦糸町)。時間は、正午から午後3時半まで。入場無料。
 参加校は、愛国中・高、足立学園中・高、江戸川女子中・高、関東第一高、共栄学園中・高、修徳学園中・高、潤徳女子高、中央学院大学中央高、中村中・高、日本大学第一中・高、安田学園中・高、立志舎高
 問い合わせは、江戸川女子中・高Tel:03−3659−1241、関東第一高等学校Tel:03−3653−1541、愛国中・高Tel:03−3658−4111
http://www.tokyoshigaku.com

▼2004年度海外・帰国生進学相談会(東京)
25日に、帰国生などを対象とする中学高校大学短大の学校説明会が開催され、個別相談等を行う。
会場は、都市センターホテル(東京・永田町)。時間は、午後1時から午後5時まで。
問い合わせは、JOBAエデュケーションセンター 海外・帰国子女進学相談会係
Tel:03−5754−2240、メール:info@JOLNET.com
<詳細>www.jolnet.com

▼大学ガイダンス2004(仙台市)
 24日、大学を目指す人を対象に進学相談会が開催され、地元国公立大学をはじめ、多数の私立大学の入試担当者が直接面談に応じる。進路や教科ごとの学習相談の他、高校1・2年むけの新課程入試講座を含む各種講演会が開催される。
 会場は、仙台国際センター(仙台市)。時間は、午前10時から午後4時まで。
問い合わせは、大学通信 大学ガイダンス事務局Tel:03−3291−3701
http://www.univpress.co.jp


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東北学院大が「地域構想学科」新設
【大学】

2004.07.21

 東北学院大学(宮城県仙台市)は2005年4月、文学部と教養学部を改組し、教養学部に「地域構想学科」を設置する。大学入試センター試験にも参加し、大学改革に取り組む方針だ。
 地域構想学科は「人と自然のかかわり」「健やかな生活」「地域を支えるもの」―を柱に、よりよい地域生活を実現するために必要な知識を学び、問題を発見して解決する能力を育成する。自然や社会のしくみを学ぶだけでなく、GIS(地理情報システム)の専門実習科目も開講する。
 これまで教養学部は教養学科だけだったが、人間科学、言語文化、情報科学の各専攻コースが学科に変わり、地域構想学科を加えて4学科となる。一方、文学部史学科は、地理部門が「地域構想学科」に移行するため、「歴史学科」に変わる。
 大学入試センター試験は、文学部歴史学科、法学部法律学科、教養学部人間学科、言語文化学科、情報科学科、工学部機械創成工学科、電気情報工学科、物理情報工学科、環境土木工学科の9学科で導入する。新設される地域構想学科は05年度入試では実施しない。

【東北学院大学】 http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/


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東京、神奈川、埼玉で私立中高合同学校説明会開催
【中高】

2004.07.15

 17日(土)から19日(月)にかけて、2005私立中学・高校進学相談会ふれあい(埼玉県川口市)、多摩地区私立小中高合同学校説明会(東京都国分寺市)、千代田・中央私学フェア(東京都千代田区)、2004神奈川全私学(中・高)展(神奈川県横浜市)の4つの合同学校説明会が開催される。
 なかでも、19日(月)に、パシフィコ横浜で開催される神奈川全私学(中・高)展は、神奈川県私立中高協会が主催する神奈川県最大規模の合同学校説明会で、神奈川県内の全私立中学校・高等学校141校が参加する。
各合同説明会の詳細は次の通り。

▼2005私立中学・高校進学相談会ふれあい
日時:7月17日(土) 午前10時から午後4時
会場:川口総合文化会館(リリア)1F展示ホール (JR川口駅西口、埼玉県川口市)
内容:各学校の先生と直接話ができる個別相談、学校案内パンフレット配布など。参加申し込み不要、費用無料。
参加予定校(30校):上野学園中高、川村中高、北豊島中高、京華学園(京華中高、京華商業高、京華女子中高)、駒込中高、小松原学園(小松原高、小松原女子高)、桜丘中高、十文字中高、淑徳中高、淑徳巣鴨中高、順天中高、城西大附属城西中高、昭和鉄道高、女子聖学院中、駿台学園中高、聖学院中高、成立学園高、大東文化大第一高、瀧野川女子学園中高、帝京中高、東京家政大附属女子中高、東京成徳大中高、豊島学院高、獨協埼玉中高、日本大豊山女子中高、文京学院大女子中高、宝仙学園中高、豊南高、保善高、武蔵野中高
主催:私立中高ふれあいの会
問い合わせ:事務局 成立学園 TEL:03-3902-4411

▼多摩地区私立小中高合同学校説明会
日時:7月18日(日) 午前10時30分から午後3時30分
会場:東京経済大学(JR・西武線国分寺駅南口、東京都国分寺市)
内容:参加校により個別ブース相談、学校案内パンフレット配布など。参加申し込み不要、費用無料。
参加予定校(40校):穎明館中高、桜華女学院中高、桜美林中高、大妻多摩中高、吉祥女子中高、共立女子第二中高、錦城高、国立音楽大附小中高、啓明学園初中高、工学院大附中高、サレジオ小中、聖徳学園小中高、昭和第一学園高、白梅学園高、聖パウロ学園高、創価中高、大成高、拓殖大第一高、立川女子高、多摩大附聖ヶ丘中高、中央大附高、帝京大中高、帝京八王子中高、東海大菅生中高、東京純心女子中高、東京電機大中高、桐朋小中高、日本放送協会学園高、八王子高、八王子実践中高、藤村女子中高、文華女子中高、法政大第一中高、明星学園小中高、武蔵野女子学院中高、武蔵野東中、明治学院中・東村山高、明治大付中野八王子中高、明星小中高、明法中高
主催:東京私立中学高等学校協会第11・12支部連絡協議会
問い合わせ:事務局 (株)大学通信情報企画部 TEL:03-3291-3701

▼千代田・中央私学フェア
日時:7月19日(月) 午前11時から午後4時
会場:アルカディア市ヶ谷(JR市ヶ谷駅、東京都千代田区)
内容:学校個別相談等
参加予定校(20校):大妻中、嘉悦女子中高、神田女学園中高、曉星中、共立女子中高、錦城学園高、麹町学園女子中高、女子学院中、白百合学園中、正則学園高、中央大学高、千代田女学園中高、東京家政学院中高、東洋高、日本橋女学館中高、二松学舎大学附属高、雙葉中、三輪田学園中、明治大附属明治中高、和洋九段女子中
主催:千代田・中央私学フェア実行委員会
問い合わせ:日本橋女学館 03-3662-2507

▼2004神奈川全私学(中・高)展
日時:7月19日(月) 午前10時30分から午後4時
会場:パシフィコ横浜展示ホール(みなとみらい線みなとみらい駅、横浜市西区みなとみらい)
内容:展示、イベント、学校紹介など
参加予定校(141校):神奈川県内の全私立中学校・高等学校141校
主催:神奈川県私立中学高等学校協会
問い合わせ:神奈川県立私立中高協会 045-321-1901、http://www.phsk.or.jp


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法科大学院ガイダンスが開催
【大学院】

2004.07.14

 19日、東京・池袋で、2つの法科大学院ガイダンスが開催される。各ガイダンスの詳細は次の通り。
▼法科大学院入試直前出願校決定ガイダンス
 時間:13:00〜18:00
 会場:池袋サンシャインシティ文化会館2F 
内容:特別講演、基調講演パネルディスカッション、各法科大学による個別相談など。願書無料配布。入場無料・入退場自由。
問い合わせ:栄美通信 事業部 tel0120-047-101
http://www.ls-navi.com
▼法科大学院進学相談会
 時間:13:00〜17:15
 会場:河合塾池袋校
 内容:法科大学院協会・奥島孝康理事長による基調講演他、各法科大学担当者による個別相談など。入場無料。参加申し込みが必要。
 問い合わせ:河合塾ライセンススクールtel0120-19-5949
http://www.kals-net.jp


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東海大学が医学部の編入学枠を定員の4割に拡大
【大学】

2004.07.13

 東海大学医学部は、2005年度から編入学枠を全入学定員100名のうち40名まで拡大し、出願資格を緩和する。4年制の教養大学を卒業してから、メディカルスクールに進学する米国の医師養成制度の日本版ともいえるシステムで、よりよい臨床医師の育成を目指す。
 同学部は、1988年から全国に先駆けて「学士編入学試験」を実施してきた。毎年定員15人に対し約300人の志願者がいる。合格者の約7割は文系だが、在学中の成績も優秀で、2003年までに卒業した編入学生の医師国家試験合格率は99%に上る。このため同大では、学士編入学生は目的意識が高く、学習態度も能動的と判断。制度を発展させて「編入学制度」とすることを決めた。
 募集人数を大幅に拡大し、従来受け入れてきた社会人・4年制大学卒業(見込)者だけでなく、4年制大学の2年次以上の在籍者、短期大学や専門学校の卒業(見込)者にも門戸を開いたほか、年齢制限を撤廃するなど、出願資格を緩和した。学費が高いため、新しい奨学制度の導入も検討中という。
 最初の編入試験を今年9月に実施する。一次試験は英語と適性試験、二次試験は面接やグループ討論で選抜する。

【東海大学】 http://www.u-tokai.ac.jp/


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大阪学院大学で「体験型」オープンキャンパス
【大学】

2004.07.12

 大阪学院大学(大阪府吹田市)は、7月18日に「高校生のためのOpen Campus 2004」を開催する。テレビなどで活躍中の弁護士が講演するほか、ホスピタリティコースの授業を受けたり、最新の語学視聴覚教室で学習するなど、さまざまなプログラムを体験できる。
 講演会では茶髪の弁護士として知られる橋下徹弁護士が「弁護士という仕事」について話す。ミニ講義は、國定浩一教授(企業情報学部)による「阪神優勝の経済効果」など。最新の語学視聴覚教室「CALL教室」では、自分の声を録音してチェックしたりWeb上の語学教材を利用したりできる。
 同大では、キャビンアテンダントやコンシェルジュなどに求められる「ホスピタリティ(温かくもてなす心)」を学ぶホスピタリティコースを昨年から開講している。航空やホテル、外食産業などで必要な実務を学び、即戦力をつけることがねらいで、インターンシップも可能。オープンキャンパスでも、同コースの授業体験ができる。
 また、キャンパスツアーやオープンカフェ、入試や大学での生活などについての相談、資料配布などを行う。午前10時から午後3時まで。事前申し込みは不要で、時間内は自由に参加できる。参加者には、好きな記念品を選べるカタログをプレゼントする。オープンキャンパスは、8月1日、24日、10月10日にも実施する。

【大阪学院大学】 http://www.osaka-gu.ac.jp


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関西学院大学が理工学部の一日体験入学
【大学】

2004.07.09

 関西学院大学理工学部は8月2日、オープンラボ(一日体験入学)を開催。最新の施設を備えた研究室や実験室を公開する。申し込み制で、高校生と予備校生、中学、高校の教員が対象。
 物理、化学、生命科学、情報科学の各学科で講義や実験、演習を行う。物理学科では、「銀河中心から吹き出すジェット」「三角関数とチェビシェフの多項式」などの講義のほか、講義実験「見えない電気をどうやって見るか」、体験実験「低温の世界」などを予定。研究室訪問も実施する。
 化学科は「環境にやさしい生分解性プラスチック」の講義。生命科学科は「活性酸素はあなたの細胞を破壊する」の講義と選択実験を行う。情報科学科は「コンピュータの仕組み」の講義やCG制作体験などをする。定員は物理50人、化学80人、生命科学60人、情報科学80人。
 神戸三田キャンパスで10時から16時30分まで(昼食は各自持参する)。参加無料。申し込みは、氏名(フリガナ)、学校名・学年、参加希望学科(第2志望まで)、連絡先(自宅住所、電話番号)を明記して、はがき(〒669−1337兵庫県三田市学園2丁目1番地)、ファクス(079・565・9077)、電子メール( mailto:ko@kgo.kwansei.ac.jp )で同大理工学部「オープンラボ一日体験入学」係。定員は物理50人、化学80人、生命科学60人、情報科学80人。締め切りは7月17日(定員になり次第締め切り)。

【関西学院大学】 http://www.kwansei.ac.jp


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東京、千葉で合同学校説明会開催
【中高】

2004.07.08

 10日と11日に千葉と東京で合同学校説明会が開催される。10日は千葉で私立高校一斉説明会が総進図書主催、11日は東京で文京区私立中高連合進学説明会が私立中高協第4支部加盟校主催で開催される。それぞれ、各学校による個別相談、学校案内パンフレットの配布などが行われる。
 私立高校一斉説明会の会場は、ぱるるプラザ(千葉駅)、時間は午前10時から午後5時まで。参加申し込み不要、費用無料。問い合わせ先は、総進図書 TEL047-447-7841。
 文京区私立中高連合進学説明会は、会場は文京シビックホール、時間は午前10時から午後4時まで。説明会では、各学校の個別相談ブース、学校案内パンフレット配布コーナーなどが設置される。個別相談ブースでは、学校の先生と直接話ができ、学校案内パンフレットや要項なども受け取れる。参加申し込みは不要、費用も無料。参加予定校は次の通り。
跡見学園中高、郁文館中高、郁文館国際高、桜蔭中高、京華中高、京華商業高、京華女子中高、京北中高、京北学園白山高、駒込中高、昭和第一高、淑徳学園中高、貞静学園中高、東京音楽大学付属高、東京経営短大村田女子、東邦音楽大学附属東邦中高、東洋女子高、獨協中高、日本大学豊山中高、文京学院大学女子中高
問い合わせは、連合説明会事務局 京華学園広報室内 TEL:03-3941-6493
www.komagome.ed.jp/topics/20040711.html


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首都圏で来年4月に私立中学4校開校予定
【中学】

2004.07.07

 首都圏で、浦和実業学園中学校(さいたま市南区)、大宮開成中学校(さいたま市大宮区)、淑徳与野中学校(さいたま市中央区)、東京農業大学第一中学校(東京都世田谷区)の4校が認可申請中で来年4月に開校が予定されている。すでに学校説明会やオープンキャンパス等を実施している学校もある。これにより来年度は全体の募集人員が増え、入試状況も変化し、競争も少し緩和されることになりそうだ。
 また、神戸の神戸龍谷中学校も来年4月に開校が予定されている。
 各校の学校説明会等の日程は次の通り。ただし、日程などは変更になる場合があるので、必ず、事前に学校に問い合わせて下さい。
▼浦和実業学園中学校
〈保護者対象説明会〉 9月4日、10月9日・30日、11月20日、12月11日・18日 11:00〜 場所:本学園スチューデントホール
http://www.urajitsu.ed.jp/jh/ 中学校開設準備室 048-866-8654(直通)
▼大宮開成中学校
〈学校説明会〉 第1回7月17日(土)10:00〜、第2回10月16日(土)10:00〜
〈オープンスクール〉(要申し込み)9月19日10:00〜 
〈入試説明会〉 11月13日(土)・30日(火)、12月18日(土)10:00〜 
〈文化祭〉 10月31日(日) 一般公開日 質問コーナー開設時間 10:00〜14;00
http://www.omiyakaisei.jp/  tel048-641-7161 
▼淑徳与野中学校
〈開設準備説明会〉 10月23日、11月30日、12月16日
http://www.shukutoku.yono.saitama.jp/
▼東京農業大学第一中学校
〈学校説明会〉 第1回7月10日10:00〜11:30 場所:東京農業大学百周年記念講堂、第2回9月13日、第3回10月17日、第4回11月17日、第5回12月11日、第6回1月15日 各回10:00〜
〈イベント〉 一高祭 9月20日10:00〜 学園祭見学、入試相談コーナー開設
〈体験授業〉 要申込み、各回80名先着順 0120−580−655
 第1回8月1日 9:00〜11:00、第2回8月2日 9:00〜11:00、第3回11月20日 9:00〜
http://www.nodai-1-h.ed.jp/home.htm  tel03-3425-4481
▼神戸龍谷中学校
日程は未定。決まり次第ホームページで告知。
http://www.koberyukoku.ed.jp/


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大検出願者、前年より約1000人減
【高校】

2004.07.06

 5日、文部科学省は平成16年度第1回大学入学資格検定(大検)出願状況について発表した。これによると、来月5、6日に行われる第1回大検の出願者数が、前年度に比べ約1000人減少していることがわかった。
 第1回大検の出願者総数は1万4167人(男7984人、女6183人)で、前年度第1回時よりも1064人少ない。男性の出願者が前年度よりも約600人減少し、その一方、女性の出願者が約500人増加した。内訳は、高校中退者が全体の56.6%でもっとも多く、続いて定時制・通信制高校在学者が27.5%、中学校卒業者が11.8%、高等専門学校中退者が1.1%、その他(旧制中学校卒業者や外国における9年の課程修了者など)3.0%だった。


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関東学園大学が指定校推薦に特待生制度を導入
【大学】

2004.07.05

 関東学園大学(群馬県太田市)は、指定校推薦入試に特待生制度を導入する。条件を満たせば、4年間の学費を半額に抑えることも可能になる。同大によると全国初の制度という。
 指定校制推薦は、大学が指定する高校の生徒だけが出願できる。同大は、2005年度入試で第1期と第2期の2回募集し、全員が入学金(33万4000円)を免除される。
 さらに第1期の募集では、以下の条件のいずれかに該当すれば、入学後、原則として4年間の学費が半額になる。条件は▽評定平均値が指定校基準値よりプラス1・0程度の成績▽英検準2級を取得▽漢検2級を取得▽漢検準2級を取得していて、評定平均値4・0以上▽日商簿記2級を取得▽簿記、情報処理、コンピュータ利用技術、英語の各全商検定のいずれかで1級を取得していて、評定平均値4・3以上。
 指定校推薦は10月中旬から願書を受け付ける。選考方法は書類審査と面接。問い合わせは同大広報課(電話0276・32・7915)。

【関東学園大学】 http://www.kanto-gakuen.ac.jp


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05年法科大学院の許可申請は6大学のみ
【大学】

2004.07.02

 文部科学省は先月30日、来春に開設予定の法科大学院における認可申請を締め切り、国立、私立大学のそれぞれ3校、計6校が申請したと発表した。許可申請が72校(許可68校)だった昨年度に比べ、今年度の申請校数は大幅に減少した。
 許可申請を行った国立大は筑波大、信州大、静岡大で、私立大は北海学園大、愛知学院大、龍谷大。入学定員は6校合わせて235人。このうち、筑波大は、社会人を主な対象とした夜間開校型の法科大学院を東京に設置する予定。また、愛知学院大と龍谷大は、昨年も申請したが不認可になっており、今年度で二度目の挑戦となる。
昨年度不認可に終わった北陸大、青森大東京法科大学院は、今回認可申請を行わなかった。また、岩手大、弘前大、秋田大の3校による「北東北国立三大学連合法科大学院」も申請を見送った。認可申請の難しさは、教員数の確保にあった。
 大学院開設が認可されるかどうかは、今年11月末の文部科学大臣の諮問機関である大学設置・学校法人審議会での答申によって決まる予定。


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首都圏最大の中学受験相談会 学校フェア開催
【中学】

2004.07.01

 7月4日(日)、日能研主催の中学受験相談会「学校フェア2004」が学習院大学目白キャンパス(東京・目白)と慶應義塾大学目白キャンパス(横浜市港北区)で開催される。
 時間は午前9時から午後3時30分まで。学校ブースでの個別受験相談、参加校の先生によるパネルディスカッション、日能研卒業生・保護者による受験体験、学校生活を語る座談会が行われる。参加校は、青山学院、浅野など、両会場合計238校。申し込み不要、費用無料。
詳細は、http://www.nichinoken.co.jp/event/040704f/


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法科大学院進学ガイダンス開催
【大学院】

2004.06.30

 7月3日、法科大学院進学ガイダンスが、毎日新聞社広告局主催で開催される。会場は、新宿エルタワー30階サンスカイルーム、時間は午後1時から6時まで、時間内入退場自由、入場無料。
 27日実施の大学入試センターの適性検査が終了した直後のガイダンスで、各大学院の個別面談や単独進学説明会、サポート校の入試対策説明会・進学相談を実施、参加大学のパンフレットや最新資料を配付する。
 参加大学は、大宮法科大学院大学、関東学院大学、上智大学、大東文化大学、同志社大学、白鴎大学、山梨学院大学、早稲田大学、学習院大学、慶應義塾大学、駿河台大学、中央大学、東洋大学、法政大学、立教大学、龍谷大学(認可申請中)、神奈川大学、國學院大学、成蹊大学、桐蔭横浜大学、獨協大学、明治大学、立命館大学、関西大学、駒澤大学、専修大学、東海大学、日本大学、明治学院大学、横浜国立大学の30大学。
 詳細は、http://www.law-school.jp


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早大商学部 来年より9月入試導入
【大学】

2004.06.29

 早稲田大学商学部では来年9月より、高校既卒者を対象とした9月入試制度(合格者は2005年9月入学)を導入する。また、同学部では、成績優秀者に限り、3年半で卒業できる制度を採用することも併せて発表した。
 新制度導入のメリットは、今現在欧米を中心に広く実施されている秋学期入学制度に柔軟に対応することで、留学や留学生の受け入れがスムーズになることだ。また、何らかの理由で2月入試を受けることが出来なかった者や、2月入試で一度失敗してしまった学生らに対しても、半年で再チャレンジできる機会が提供され、多くの優秀な学生をより早く確保することにもつながる。
試験科目は、英語と国語が必修であるほか、数学と小論文から一つを選択する。初年度の定員は、商学部の定員510人中50名を9月入学で募集する予定。


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合同学校説明会が目白押し
【中高】

2004.06.24

 今週は、首都圏で合同学校説明会が3つ開かれる。各説明会では、各学校の個別相談コーナー、学校案内パンフレット配布コーナーなどが設置される。個別相談コーナーでは、学校の先生と直接話ができ、学校案内パンフレットや要項なども受け取れるなど、いろいろな学校の情報を一挙に集めることができる絶好のチャンスだ。まだ時期が早いと思わずに必ず行ってみよう。参加申し込みは不要、費用も無料だ。

<2004「朝日合格メール」中高進学相談会>
日時:6月23日(水) 14:00〜17:00
会場:東京歯科大学 2階 血脇ホール 会議室
参加校:駒込、佐久長聖、桜丘、秀光、十文字、順天、城西大附属城西、聖徳学園、昭和女子大附属昭和、女子聖学院、杉並学院、聖学院、成城学園、成城、青綾、世田谷学園、玉川学園、帝京、田園調布学園、桐蔭学園、東京家政学院、東京電機大、東京文化、桐朋女子、東横学園、土佐塾、豊島岡女子学園、獨協埼玉、日大第一、日大第二、日本学園、日本橋女学館、富士見丘、富士見、藤村女子、文化女子大附属杉並、文教大附属、本郷、武蔵工大附属、武蔵野女子学院、明星、明大附属明治、八雲学園、立正、麗澤、和洋九段女子
お問い合わせ先:大学通信tel03-3291-3591

<多摩地区大学付属中高連絡会合同説明会>
日時:6月27日(日)11:00〜16:00
会場:多摩センター京王プラザホテル
参加校:桜美林・大妻多摩・工学院大学附属・共立女子第二・国士舘・駒沢学園女子・成蹊・東海大学菅生・東京純心女子・東京電機大学・多摩大学附属聖ヶ丘・帝京大学・帝京八王子・日本大学第三・文化女子大学附属杉並・武蔵野女子学院・明星・明治大学付属中野八王子・明治学院東村山
お問い合わせ先:桜美林 042-797-2668

<受験なんでも相談会>
日時:6月27日(日)11:00〜17:00
会場:新宿NSビル地下1階 (NSイベントホール)
参加校:<東京都>青山学院、足立学園、跡見学園、郁文館、穎明館、江戸川女子、鴎友学園女子、大妻、大妻中野、小野学園女子、海城、嘉悦女子、学習院、学習院女子、川村、吉祥女子、暁星、共立女子、国本女子、慶應義塾中等部、京華、京華女子、恵泉女学園、京北、工学院大学付属、攻玉社、麹町学園女子、香蘭女学校、國學院大學久我山、国士舘、駒込、駒場東邦、桜丘、実践学園、実践女子学園、芝、芝浦工業大学、渋谷教育学園渋谷、十文字、淑徳、淑徳巣鴨、順天、松蔭、頌栄女子学院、城西大学付属城西、聖徳学園、城北、昭和女子大学付属昭和、女子聖学院、女子美術大学付属、巣鴨、杉並学院、聖学院、成蹊、成城、成城学園、青稜、世田谷学園、高輪、玉川学園、玉川聖学院、多摩大学附属聖ヶ丘、多摩大学目黒、千代田女学園、帝京、田園調布学園、東京家政学院、東京家政大学附属女子、東京純心女子、東京女学館、東京女子学院、東京女子学園、東京成徳大学、東京文化、桐朋、東洋英和女学院、トキワ松学園、豊島岡女子学園、獨協、中村、日本工業大学付属、日本大学第一、日本大学第二、日本大学第三、日本大学豊山、日本大学豊山女子、富士見、富士見丘、藤村女子、文華女子、文化女子大学附属杉並、文京学院大学女子、法政大学第一、本郷、三輪田学園、武蔵工業大学付属、武蔵野女子学院、明治学院、明治大学付属中野、明治大学付属中野八王子、明治大学付属明治、目黒学院、目白学園、八雲学園、安田学園、山脇学園、立教池袋、立教女学院、立正、早稲田、早稲田実業学校、和洋九段、<千葉県>市川、国府台女子学院、芝浦工業大学柏、渋谷教育学園幕張、専修大学松戸、東海大学付属浦安、東邦大学付属東邦、麗澤、<埼玉県>浦和明の星女子、浦和実業学園、大妻嵐山、埼玉栄、栄東、城西川越、城北埼玉、西武学園文理、獨協埼玉、星野学園、立教新座、<神奈川県>カリタス女子、サレジオ学院、桐蔭学園、桐光学園、日本女子大学付属、法政大学第二、横浜雙葉
内容:150余校の私学の他、著名塾の先生等約220人が生徒・父母の受験勉強・学校の内容などの質問や疑問に対し、個別相談や総合相談に応じる。学校要項・パンフ等配布。「合格ぱすぽーと」「学校説明会」他の資料を提供。(一部の学校は予約制。)
詳しくは:http://www.koenokyoikusha.co.jp


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学校説明会・オープンキャンパスへでかけよう
【中高】

2004.06.22

 学校を知るには学校へ行くのが一番です。特に26日(土)は、学校説明会・オープンキャンパスなどが目白押しです。興味のある学校を気軽に見に行ってみてはどうでしょう。日程が変更になったり、予約が必要な学校や保護者対象の説明会もあるので、あらかじめ電話などで確認しましょう。
<東京都>
6月21日〜25日 聖徳学園 授業見学、26日 オープンレッスン
6月22日(火) 明治大学付属中野八王子 学校説明会 10:30〜
6月22日〜26日 北豊島 授業見学会、26日14:00 体験学習会
6月23日(水) 嘉悦女子 運動会 10:00〜15:00
6月24日(木) 田園調布学園 学校説明会 10:00〜11:30
6月25日(金) トキワ松学園 学校説明会 10:30〜
6月26日(土) 嘉悦女子 学校説明会 9:30〜
6月26日(土) 攻玉社 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 佼成学園 学校説明会 13:00〜
6月26日(土) 香蘭女学校 学校説明会 14:00〜
6月26日(土) 十文字 入試説明会・個別相談 10:00〜
6月26日(土) 淑徳 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 巣鴨 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 聖学院 学校説明会 10:20〜
6月26日(土) 成蹊 学校説明会 13:30〜
6月26日(土) 世田谷学園 オープンキャンパス10:00〜15:00
6月26日(土) 東京家政学院 学校説明会 14:00〜
6月26日(土) 東京立正 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 明星学園 体験入学 集合8:45、9:00〜11:40
6月26日(土) 武蔵工業大付属 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 武蔵野女子学院 ミニ説明会 10:00〜12:00
6月26日(土) 武蔵野東 公開体験講座 10:30〜12:00
6月26日(土) 目黒星美学園 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 和洋九段女子 ミニ説明会 10:00〜11:30
<埼玉県>
6月26日(土) 埼玉栄 学校説明会 10:30〜
6月26日(土) 獨協埼玉 ミニ説明会+見学会 14:00〜15:30 
<千葉県>
6月25日(金) 聖徳大学附属 学校説明会 18:30〜
6月25日(金) 日出学園 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 和洋国府台 学校説明会 10:00〜・14:00〜
<神奈川県>
6月22日(火) 横浜 学校説明会 10:00〜
6月23日(水) 清泉女学院 学校見学会 10:00〜約2時間
6月24日(木) 聖セシリア女子 学校説明会 10:00〜
6月25日(金) 横須賀学院 学校見学会(保護者対象)10:00〜
6月25日(金) 横浜国際女学院翠陵 保護者対象説明会10:00〜12:00
6月26日(土) 関東学院六浦 オープンスクール8:50〜(締切)
6月26日(土) 湘南学園 学校説明会 10:00〜
6月26日(土) 桐光学園 オープンスクール 10:00〜
6月26日(土) 横浜学園 学校説明会 11:00〜

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大阪電気通信大が医療福祉工学科の定員を大幅増
【大学】

2004.06.21

 大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)は、来年度の医療福祉工学科の定員を大幅に増員する予定だ。現在の80人を120人にする。併せてカリキュラムの改編も行い、教育内容の充実を図る。
 新しいカリキュラムは「臨床工学」「生命情報学」「健康福祉工学」の3コース。それぞれ臨床工学技士、医療情報技師、健康運動実践指導者の資格取得を目指す。複数の資格取得を目指すことも可能だ。実験や実習の時間を多くし、体験を通して技術を習得することを重視している。
 医療福祉工学科は2001年、工学部医療福祉工学科として開設され、今年4月に医療福祉工学部同学科になった。来年3月に初めての卒業生を送り出す。工学、医療、福祉など、さまざまな分野を学べる。在学中に第2種ME技術実力検定に全員合格することが目標。また、臨床工学技士の資格取得に向けたコースがある大学は少なく、高齢化社会において工学技術と医療・福祉の専門技術を併せ持つ人材の育成に期待が寄せられている。

【大阪電気通信大学】
http://www.osakac.ac.jp


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早稲田大学理工学部 3学部に分割
【大学】

2004.06.17

 早稲田大学(総長:白井克彦)は8日、2007年度に理工学部と大学院理工学研究科を三学部に分割することを発表した。現在の1学部13学科を3学部16学科に再編する。2008年の理工学部創設100周年を前に、産業界との連携や、学部と大学院の一貫教育を強化していく考えだ。
 新しい学部は以下の3学部。
「先進理工学部」(対象領域:物質・生命・システム)
「基幹理工学部」(対象領域:情報・数理)
「創造理工学部」(対象領域:ヒューマン・生活・環境)
 また「先進理工学部」では「生命医科学科」を、「基幹理工学部」では「応用数理学科」を新設する。
 新学部は現在の大久保キャンパスに設置される予定。新しい入試概要は来年秋の発表となるが、当面3学部の入試は同一問題、同じ日程で行う。定員も現在の規模を維持し、大学院生を含む約1万人の学生数は変えない見込み。ただし将来的には3学部それぞれが、独自の入試を行うことになっている。


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追手門学院大学がヒューマンエコノミー学科など開設へ
【大学】

2004.06.14

 追手門学院大学(大阪府茨木市)は、社会で即戦力となる学生を育てるため、来年4月、経済学部ヒューマンエコノミー学科、経営学部マーケティング学科の2学科を開設する予定だ。現在、設置認可を申請している。
 ヒューマンエコノミー学科は、21世紀にふさわしい生き方を生活者の視点からとらえる「人間のための経済」を構想。生活と経済に関連する科目を幅広く、体系的に学ぶ日本で唯一の学科となる。
 マーケティング学科は国際、情報、企業のマーケティングを学び、国際ビジネスに関わるマーケットやビジネス情報の収集、分析、加工スキルのほか、ベンチャー、事業再生などのスキルを修得する。
 認可後、経済学部国際経済学科がヒューマンエコノミー学科に、経営学部国際経営学科がマーケティング学科にそれぞれ移行する。

【追手門学院大学】 http://www.otemon.ac.jp


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東横学園女子短期大学が学内に子育て支援センター
【大学】

2004.06.11

 東横学園女子短期大学(東京都世田谷区)は今月、学内で子育て支援センターの運営を始めた。今年4月、同大が日本で初めて3年制保育学科を開設したのに伴って設置された。地域に住む乳幼児と親のための施設として、一般に開放されている。
 センターは校舎内に設けられた約160平方メートルのオープンスペースで、愛称は「ぴっぴ」。転んでもケガをしないように床と壁にコルク材を使い、窓や家具、遊具の安全も工夫している。子供の遊び場や、親同士の交流の場として活用されるほか、心理、保育のプロが子育て相談などを受ける。
 専属の保育士、心理学や保育学の専門スタッフが運営にかかわる。また、保育学科の学生がボランティアで参加し、3年制カリキュラムの時間的なゆとりと、理論と実践を兼ね備えた教育環境を生かして、様々な経験を積み、質の高い保育者をめざす。
 乳幼児から3歳児が対象。開館時間は平日10時〜16時で土曜は15時まで。日曜・祝日は休館。保険費・維持費として利用時に1家族100円が必要(入場後の出入りは自由)。連絡先は電話03・5758・7241。

【東横学園女子短期大学】 http://www.toyoko.ac.jp/
【子育て支援センター「ぴっぴ」】 http://www.toyoko.ac.jp/pippi/index.html


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都立高校 帰国生に募集要項
【高校】

2004.06.10

 東京都教育委員会は3日、海外帰国生徒を対象に都立高校9月入試の募集要項を発表した。帰国生を募集する高校は4校で、三田高校、竹早高校、南多摩高校はそれぞれ2名、国際高校は帰国生と都内の外国人生徒をあわせて15名募集する。
 願書受付は7月1〜2日。選抜日は7月5日で、選抜内容は日本語又は英語の作文と面接。
 同日程で帰国生徒の補欠募集も行う。補欠の募集人数は、三田高校16名(1年1名、2年15名)、竹早高校10名(1年4名、2年5名、3年1名)、南多摩高校10名(1年1名、2年5名、3年4名)、国際高校2名(2年2名)。補欠の選抜は、国際高校のみ日本語による作文及び面接で、他の3校は学力検査と面接で行われる。
 詳細は各高校まで。


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成蹊大学が来年4月に理工学部開設
【大学】

2004.06.09

 成蹊大学(東京都武蔵野市)は来年4月、理工学部を設置する予定だ。現在の工学部を改組する。新学部は物質生命理工学科、情報科学科、エレクトロメカニクス学科の3学科になる。
 物質生命理工学科は入学定員120人。未知の領域が対象で物理、化学、生物を柱に革新的科学技術を幅広く学ぶ。バイオテクノロジー、環境科学、ナノテクノロジーなどを学べる。
 情報科学科の入学定員は110人で、情報基盤技術を学ぶ。ソフトやハード、システムの構築・管理技術をバランスよく学習し、少人数指導で実務的なスキルを身につける。コンピューターやLSI、情報処理、システム管理などを学べる。
 エレクトロメカニクス学科は入学定員130人。産業・社会基盤技術分野を学ぶ。機械、電気、経営情報を融合したカリキュラムで、全体を把握しながら設計開発できる技術者を養成する。ロボットや自動車、経営工学、人間工学などを学べる。
 科学技術のさまざまな課題に取り組むことを目的に、理学と工学にわたる学際的な教育を目指す。複数の学問分野を系統的、有機的に結びつけ、科学技術の基礎を学べる科目構成が特色。カリキュラム、入試などの情報は同大ホームページで公開している。

【成蹊大学】 http://www.seikei.ac.jp/university/index.html


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法科大学院適性試験に2万4000人
【大学】

2004.06.03

 大学入試センターは先月28日、6月27日実施の今年度法科大学院適性試験の志願状況を発表した。志願者数は2万4036人で、実施1年目の前回に比べ1万5314人、38.9%の減少となった。前回は特例で追加試験が行われたが、追加試験の志願者を除いても7365人少なかった。
 志願者を年代別で見ると、30代以上は減少しているが20代は5.4%増えて63.3%になった。出身学部別では、法学部出身者が3.7%増え、61.1%を占めた。
 適性試験は法律科目ではなく基礎学力(判断力・思考力・分析力・表現力等)を試すもので、法科大学院入試の1次試験的な役割を持つ。大学院別の2次試験と併せて選抜材料となるが、適性検査結果をどう扱うかは各大学院に任されている。
 適性試験を実施する団体には、大学入試センターと日弁連法務研究財団の2団体があるが、大学入試センターの適性試験を義務付けている大学院が多い。


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北里大学 入試ミスで20人追加合格
【大学】

2004.06.02

 北里大学(神奈川県相模原市)では1日、今年2月8日に実施した理学部選抜入学試験で化学の問題2カ所に出題ミスがあり、20名を追加合格にしたことを発表した。
 化学問題〔B〕で解答用の選択肢に解がなかったことが出版社の指摘で判明。6名を追加合格にしたが、ミスの原因究明の過程でさらに化学問題〔A〕でも複数の解があることが判り、さらに14名を追加合格にした。
 北里大学では、入学希望者が他大学や予備校などに納めた学費や諸費用を全額補償し、他の学生と同じ授業が受けられるよう学習面でのサポート体制も整える。


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センター試験 試験日程発表
【大学】

2004.05.27

 25日、大学入試センターは平成17年度センター試験の日程について平成17年1月21、22日の両日に実施すると発表した。
 試験科目は、03年度からの新学習指導要領導入にあわせ、現行の6教科32科目から28科目に再編し、経過措置として浪人生対象に、旧課程の「総合理科」「物理1A」「科学1A」「地学1A」の5科目を残す。また、初めて英語リスニングテスト(30分)を実施する。
 出願の具体的手続き、実施に関する細目等を記載した受験案内は、9月1日から配布する。出願期間は、10月4日〜15日。
 平成17年度センター試験利用大学は、国立83大学、公立76大学、私立408大学1078学部、計567大学。同短大は、公立15短大39学科、私立104短大241学科。


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神戸学院大学がポートアイランドに新キャンパス
【大学】

2004.05.25

 神戸学院大学(兵庫県神戸市)は、神戸市の神戸海上新都心構想に参画し、一部の学部を神戸海上新都心(ポートアイランド)に移転することを決めた。新キャンパスは、2007年度の開校を予定している。
 同大の有瀬キャンパスには現在、6学部があるが、新しい事業を展開するのに十分な広さとは言えない。新キャンパスは約14・6ヘクタール(甲子園球場の約3・7個分)。JR三宮駅からポートライナーが利用できるので、交通の便もいい。神戸市には05年、空港が開港予定で、注目を集めている。
 同大は新キャンパスで、▽都市やコミュニティに開かれた大学のモデルを構築▽産学連携を推進▽港と空港があるという立地条件を生かし、アジア太平洋との交流を図る――などの目標を掲げている。都心に立地する利便性を生かして、神戸市民に学びの場を提供したり、神戸市と連携して国際交流やボランティア、防災などをテーマに教育・研究を進め、地域に不可欠なパートナーを目指す。
 現在の6学部のうち、その学部が新キャンパスに移転するかは、まだ決まっていない。移転を機に、学部・学科の再編成や新学部設置なども検討しているという。
 
【神戸学院大学】
http://www.kobegakuin.ac.jp/


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法科大学院入学者 社会人5割
【大学】

2004.05.20

 今春開校した法科大学院68校(国立20・公立2・私立46)の入学者は計5767人で、社会人がほぼ半数を占めたことが文部科学省のまとめでわかった。文科省は「法学以外の履修者か実務などの経験者」が3割以上になるよう求めていたが、それを上回る結果となった。
 志願者は延べ7万2800人で、志願倍率は13.0倍だった。全入学者のうち現役の学生でない「社会人」は2792人で48.4%、社会人が5割を超えた大学院は34校あった。ただし「社会人」の定義は「実務経験○年以上」「大学卒業後○年以上」など、各校で異なり、司法浪人を含んでいる大学院もある。国公私立別でみると、国立は34.3%と社会人の割合が低く、私立(54.1%)と公立(60.2%)では過半数となっている。
 また、法学系学部以外からの入学者は1988人で、入学者の過半数を占めた大学院は10校あった。一方14校(国立1・公立2・私立11)は、合格者が他校に入学したため定員に満たなかった。


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大阪音楽大学で在学生と授業体験するオープンキャンパス
【大学】

2004.05.19

 大阪音楽大学(大阪府豊中市)は来月13日、オープンキャンパスを開催する。主なプログラムは公開授業、在学生パフォーマンス、入試説明会、学内にあるオペラハウスや音楽博物館の見学など。授業体験で、在学生と一緒に演奏することもできる。
 公開授業は午前6講座、午後9講座。作曲、声楽、ピアノ、箏、吹奏楽、ギターなどの授業を自由に見学できる。うち12講座は事前に申し込みをすれば、楽器を持参して授業に加わることができる。授業が終わった後、実技担当の教員が受験生の質問に答える。
 在校生の演奏はピアノ、打楽器、パイプオルガン。オペラハウス見学では、普段は見ることができない楽屋裏も案内する。学生サロンに総合窓口を設け、進学相談や質問のほか、受験講座、到達度テストの申し込みを受け付ける。入試課題の楽譜展示もある。問い合わせは大阪音楽大学入試広報デスク(電話06・6334・2507)

【大阪音楽大学】
http://www.daion.ac.jp


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首都大学東京など15校新設諮問
【大学】

2004.05.17

 河村文科相は12日、来年度の開設を目指して認可申請があった首都大学東京など15校(公立6校、私立8校、私立短大1校)の新設を大学設置・学校法人審議会に諮問した。
 このうち公立の「首都大学東京」や「大阪府立大」など4校は再編・統合による新設で、残りの公立2校と私立8校は短大を廃止して4年制大学に移行する。
 申請は以下の通り。
【公立大学】
群馬県立県民健康科学大(所在地:群馬県前橋市、前身校:群馬県立医療短大)
首都大学東京(所在地:東京都八王子市、前身校:東京都立大・東京都立科学技術大・東京都立保健科学大)
石川県立大(所在地:石川県石川郡、前身校:石川県農業短大)
山梨県立大(所在地:山梨県甲府市、前身校:山梨県立女子短大・山梨県立看護大)
大阪府立大(所在地:大阪府堺市、前身校:大阪府立大・大阪女子大・大阪府立看護大)
県立広島大(所在地:広島県広島市、前身校:広島県立大・県立広島女子大広島県立保健福祉大学)
【私立大学】
秋田看護福祉大(所在地:秋田県大館市、前身校:秋田桂城短大)
群馬パース大(所在地:群馬県吾妻郡、前身校:群馬パース学園短大)
白梅学園大(所在地:東京都小平市、前身校:白梅学園短大)
東京医療保健大(所在地:東京都品川区、前身校:青葉学園短大)
東京聖栄大(所在地:東京都葛飾区、前身校:聖徳栄養短大)
大阪青山大(所在地:大阪府箕面市、前身校:大阪青山短大)
四條畷学園大(所在地:大阪府大東市、前身校:四條畷学園短大)
神戸ファッション造形大(所在地:兵庫県明石市、前身校:神戸文化短大)
【私立短期大学】
日本歯科大学東京短大(所在地:東京都千代田区)


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進学実績伸ばす高校は「学校の雰囲気がよい」「指導熱心」
【高校】

2004.05.13

 実績ある人気進学校を押しのけ、東大、京大などへの進学実績を伸ばす高校が注目を集めている。共通点は「学校の雰囲気がよい」「教員の熱心な指導と授業時間の長さ」だという。
 中高受験に詳しい関係者によると、「第一志望校を落ち、落胆して入学してきた生徒を、いかに前向きな気持ちに切り替えられるか」が成功の秘訣だという。授業時間が多いのが共通した特徴で、東大、京大など旧7帝大の合格者が10年前の49人から123人に増えた西大和学園(奈良)の場合、高3生はお盆しか夏休みがない。
 生徒の学力アップに成功し、進学実績が伸びてきたところで入学者の質を変える高校もある。鴎友学園女子(東京)は、中学入試で新しく4科目入試を始めてから伸び、今年、5人が東大に合格した。
 江戸川学園取手(茨城)、佐久長聖(長野)、西大和学園、岡山白陵(岡山)のように、寮を持つ学校もある。規則正しい生活が学力を伸ばすという「生活力=学力」の考え方も当てはまるようだ。
 公立で進学実績を上げた高校には京都市立堀川(京都)がある。「探究科」を設置し、1999年から全府内で生徒を募集。公立志望の生徒の人気を集め、京大合格者が10年前の1人から39人に激増した。
 しかし、都立西(東京)のように、昨年、東大に25人合格しながら、今年は11人に激減した例もあり、「旧課程のままが多い私立に比べ、公立はすべて新課程に切り替えており、難関大学の入試に対応できるのか不安」と指摘する関係者もいる。


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埼玉県立高 内申書記載ミス
【高校】

2004.05.12

 埼玉県教育委員会が今春大学の推薦入試を受験した生徒の内申書の緊急調査を行ったところ、2校3人の内申書が実際の評定と異なっていたことが判明した。これについて県教育委員会は4月26日、作為的なものではなく記載ミスだったという調査結果を発表した。
 この調査は東京学芸大の推薦入試を受験した生徒の内申書が偽造されていた問題を受けて実施。県内155の高校、9058人分、計9573枚の内申書が調査対象となった。このうち1人の生徒については5カ所の記載ミスがあり、平均で0.1ポイント成績が下がっていた。担任教諭がパソコンで1年生の成績を記入する際、誤って出席番号が隣の生徒の成績を記入していたという。この生徒は私立大学に出願し小論文などの試験を受けたが不合格となり別の大学に進学した。他の2人の生徒の内申書では簿記の成績が抜けていた。平均点は変わらず、2人は受験した大学に合格した。
 埼玉県教育委員会は生徒と保護者、受験した大学に内申書の成績が違っていたことを報告し、内申書作成の手順をはっきりさせるなどの対策をとることにしている。


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東北芸工大が東京サテライトキャンパスで受験生向け学科紹介
【大学】

2004.05.10

 東北芸術工科大学(山形市)は、同大でのオープンキャンパスに遠くて来られない受験生のため、東京サテライトキャンパスで学部や学科を紹介する「コースクローズアップ」を始めた。第1回目は、デザイン工学部情報デザイン学系映像コースを取り上げている。
 映像コースは写真、ビデオ、CGなどのメディアアートを通じて、映像表現者の育成をめざす。コースクローズアップでは、学生らの作品展示やビデオ上映を中心に、大学の概要やどんなことが学べるかを詳しく紹介。パンフレットの無料配布や入学相談をしている。
 映像コースの紹介は5月15日まで。6月は芸術学部美術科洋画コース、7月には同彫刻コースの卒業生の作品を展示する。その後は、デザイン工学部生産デザイン学科、芸術学部日本画コース、工芸コースを紹介する予定。教員による実技体験なども計画しているという。
  午前9時〜午後6時(土曜は午前11時から。日曜・祝日は休館)。問い合わせは同大東京サテライトキャンパス(03・5614・6556)。

【東北芸術工科大学】
http://www.tuad.ac.jp


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桜美林大でアドミッションセンター職員がAO入試の選考に参加
【大学】

2004.05.07

 桜美林大学(東京都町田市)では、受験生をより深く理解して入学適性をみるため、AO(アドミッションズオフィス)入試の選考に、アドミッションセンターのスタッフが参加している。2004年度入試では、入学定員の4分の1にあたる335人をAO入試で募集した。
 AO入試は、教員主導で選抜するのが一般的だが、同大では、03年度の募集からセンター職員が書類選考を担当している。説明会や相談会などを担当し、受験生を一番良く知っているためだ。1人の受験生を2人の職員が担当し、提出書類から受験生の全体像をじっくり読みとる。面接は教員がするが、04年度入試では、職員が面接を担当した学部もあった。
 米国では大学入試はすべてAO入試で、職員が選考する。同大アドミッションセンターの後藤彰寛課長は、本来のAO入試を学ぶため、米Oberlin Collegeで8カ月間、選抜を含めた業務を経験した。「入学後にやりたいことがなかったというミスマッチを起こさないように審査したい」と、職員をトレーニングし、スキルアップを図っている。
 AO入試で入学した学生は、大学をよく理解しており、積極的に学習に取り組むケースが多い。一般入学者とGPA(成績)は変わらないものの、問題解決能力が高いという。同大は05年度、AO募集枠をさらに拡大し、30%にする予定。アドミッションセンターでは、将来、一般入試に代わる選抜方法にしたいと考えている。

【桜美林大学】
http://www.obirin.ac.jp/index.html


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東海大医学部、適性や意欲を重視した入試改革
【大学】

2004.05.06

 東海大学医学部は、今年9月から入試制度の大幅改革に乗り出す。定員100人のうち15名だった編入枠を40名に拡大。40歳未満という年齢制限も撤廃し、大学を卒業した者(学士)だけでなく短期大学の卒業、高専、専門学校の修了者、大学在学中でも編入できるようになった(合格者は2年編入)。
 同学部では88年の編入試験開始当初から、入試に理系科目を課していない。今回の改革でも「医師となる資質に前歴が文系なのか、理系なのかということは直接関係がない」とし、1次試験は英語と適性試験、2次試験は面接・グループ討論のみ。医師の資質が問われる今、より適性や意欲を重視した入試で「良医の育成」を目指す。


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席番号が隣の生徒の成績を誤記入 埼玉・内申書問題
【高校】

2004.04.30

 大学推薦入試を受けた埼玉県立高校2校、計3人の内申書の成績が実際の評定と異なっていた問題で、生徒1人の内申書については、担任教諭がパソコンで作成する際、誤って出席番号が隣の生徒の成績を記入していたことが26日、県教委の調査でわかった。
 誤記入の結果、大学に提出された数値は本人の実際の成績より0.1低くなった。この生徒は私立大学に出願し、小論文などの試験を受けたが、不合格になり、別の大学に進学した。
 県教委によると、内申書を作成する際には、学年ごとに並んだ生徒の成績一覧から必要な生徒の成績をコピーする。誤記入によって、生徒の評定は1科目で1上がり、4科目で1ずつ下がったという。


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センター試験の新規利用大学発表
【大学】

2004.04.28

 文部科学省は26日、2005年1月に実施される大学入試センター試験を利用する大学・短大を発表した。昨年秋に私立大14校、短大15校の新規参加を発表していたが、新たに10大学、8短大が加わることになった。
 これにより来年度は、大学では24校増えて過去最多の計567校が参加。短大では今年度からセンター試験の利用を始めたが、来年度は23校増えて119校となる。
【新規参加校】△公立大:国際教養、香川県立保健医療、愛媛県立医療技術、△私立大:茨城キリスト教、静岡福祉、大阪女学院、帝京平成、浜松学院、西南学院、LEC東京リーガルマインド、△公立短大:山梨県立女子、△私立短大:新島学園、愛知女子、東筑紫、嘉悦大学、名古屋文理、女子美術大、大手前女子


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運動部顧問教諭、部員の内申書偽造
【高校】

2004.04.23

 埼玉県西部の県立高校の教諭2人が、昨年11月に行われた東京学芸大学の推薦入試で、内申書と高校の推薦状を偽造して生徒2人に出願させていたことがわかった。生徒2人は合格したが、指摘を受けた県教育委員会が不正があったことを確認。同大は「出願資格がない」として2人の合格を取り消した。
 内申書を偽造したのは、生徒2人が所属する運動部の正顧問で保健体育科の教諭と、副顧問の社会科の教諭。生徒2人から学芸大への進学の希望を聞いたが、いずれも内申点が推薦入試の出願条件を満たしていなかったため正顧問が校内のパソコンを使い、5〜10教科の内申点を操作した。一方副顧問はこの内申書を校長印を管理する事務部長に校長印を押させた。
 教諭2人は「運動部で頑張っていたので受験のチャンスを与えたかった」などと釈明したが、県教委は教諭2人を有印公文書偽造容疑で刑事告発することを検討している。生徒2人は現在浪人中で、学校は今後の対応について保護者と協議している。


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法科大学院13校、初年度は定員割れでスタート
【大学】

2004.04.22

 今年から全国で開校した法科大学院(ロースクール)全68校のうち13校が、入学者が定員に満たず、中には定員の半分ほどの入学者しかいない学校もあることが読売新聞の調査でわかった。
 理由にはレベル維持のために追加合格を絞ったこと、初年度で大学側が志願者の動向をつかみきれなかったことなどが挙げられる。
 13校のうち近畿大、神戸学院大、関東学院大、東海大は定員を1割以上割り込み、早稲田大、明治大、立教大、法政大などの伝統校も定員に届かなかった。一方学費の安い国立大は20校すべてが定員以上の入学者を確保。全体で見ると法科大学院全体の今年度の入学者数は5776人で、総定員の5590人を上回ることになった。


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学納金返還訴訟、「専願」の授業料は認めず
【大学】

2004.04.19

 入学を辞退したのに前納した入学金や授業料を返さないのは違法だとして、元受験生6人が、学校法人高梁学園(吉備国際大・順正高等看護専門学校を運営)に計555万2500円の返還を求めた訴訟の判決が下された。岡山地裁では元受験生1人の訴えを退け、残る5人に対して入学金を除く計320万8500円の返還を同学園に命じた。
 判決では5人の入学金について「入学資格取得の対価」として返還の対象としなかったたが、授業料は「授業などを受けた教育の提供の対価」として返還を認めた。専願で受験した1人については「併願入試より有利な状況で合格を認められたにもかかわらず、入学を辞退し学校側に損害が生じた」として全面的に訴えを退けた。


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“早慶合格”出身高の顔ぶれ、受験科目で違い
【大学】

2004.04.15

 志願者数の多い早稲田大と慶應義塾大は、進学高校の実力を測る最適な指標と言える。しかし、両大に多数の合格者を出す高校の顔ぶれが同じというわけではない。その要因にあげられるのが、両大学の入試科目の違いだ。
 文系学部の場合、英語、国語、社会という典型的な私大型の早稲田に対し、慶應は社会、国語の代わりに数学と小論文が課されるため、受験対策は異なる。私立大専願者が比較的多い早稲田に対し、慶應は文系でも数学の勉強が必要で、国立大併願者が多くなる。そのため、高校の指導方針によって、どちらの大学への合格者数が伸びるのか色分けされる傾向がある。
 慶應大では今年から、法学部のセンター利用入試をセンターの成績だけで合否を決める方式にした。例えば、今春東大に71人の合格者(前期)を出した学芸大付高は、法学部合格者が昨年に比べて15人の大幅増で、慶應合格者数では全国4位となった。上位校には国立大志向が強い高校が多い。
 一方、早稲田大の特徴を見ると、昨年は高校の所在県が全国にあったが、今年は関東圏に集中している。地方に強い全国型といわれた早稲田が都市型大学に変わりつつあるとみられる。


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松山大学が来年度から大学院飛び級入試を導入
【大学】

2004.04.11

 松山大学(愛媛県松山市)は2005年度から、経済学部の3年次在学者が大学院経済学研究科経済学専攻への飛び級入試を受験できる制度を導入する。大学入学から修士課程修了まで5年間。大学の修業年限に1年プラスするだけで修士号が取得でき、学生の向学心を刺激する制度になりそうだ。
 出願資格は3年次修了までに100単位を取得し、うちA評価が80単位以上の見込みがある者で、募集は若干名。入学後に優秀な成績を修めれば、1年間の就学延長で修士号が取得できるため、同大では、この制度を活用しようとする学生は少なくないものと見ている。同学部は教員や公務員を目指す学生も多い。修士号と同時に、校長・教頭の就任要件となっている専修免許が得られることも魅力的といえる。
 同大学院経済学研究科は、特別優秀な大学院生が修士課程を1年で修了できるコースをすでに設けているので、学部入学後、最短4年間で修士の学位を得ることも可能。飛び級入試は今年度の3年次在学生から適用されるが、大学院入学後の状況を見た上で、対象を他大学3年次生に拡大することも考えているという。

【松山大学】
http://www.matsuyama-u.ac.jp/


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今年の東大ランキング、名門校の新旧交代も
【大学】

2004.04.08

 東大に法科大学院が設置され、文Iの募集人員が190人減少した今年、東大文系は総難化し、各高校は全面的な合格者減となった。
 そんな中、合格者を増やしている学校もある。大学通信によると、今年合格者が増えた高校は、女子高と共学校が多いのが特徴だ。昨年より7人増えて5位に入った桜蔭、6人増えた女子学院は女子校。18人増の学芸大付、7人増の筑波大付、9人増の白陵、15人増の青雲は共学校だ。東大を受験する女子の増加が、牽引力になっている。共学の場合、優秀な女子に刺激を受け、男子も伸びるようだ。
 一方合格者が減った高校にもそれぞれ理由があるようだ。合格者増加と減少を1年おきに繰り返す“隔年現象”ということがあるが、今年はそれによって筑波大付駒場や栄光学園の減少、反対に学芸大付は増加したと見られる。また自由な校風の麻布は、学力低下というより、生徒の志望を重視したための減少だとも。そして12位のラ・サール。32年間ベスト10入りしていただけに注目されるが、一因には生徒の医学部志向があげられる。西日本の上位校での医学部人気は高く、最近では全国的傾向だ。さらに東大の「ブランド」力の低下なのか、生徒の東大志向が低下しているという事実もあるようだ。
 受験生の志望の多様化で、東大ランキングの変動も必至。今後も名門校の“新旧交代”は促進されるだろう。


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大阪経済大学経営学部がビジネス法学科を新設
【大学】

2004.04.05

 大阪経済大学(大阪市東淀川区)経営学部はビジネス法学科を開設した。ビジネス実務と法務能力、さらには経営能力を併せもつ法律のスペシャリスト育成を目指す。
 現代の企業社会では「コンプライアンス(法を守る)経営」が重視されている。新学科では、会計や国際ビジネス、情報に関する知識や技術を含むビジネス実務能力に加え、幅広い法的知識と倫理観を育成。企業、行政、法曹界で必要とされる総合的な力を修得する。
 また、大学全体の実学主義を受け継ぎ、より実践的に学べる実習科目を充実。教員に弁護士などを招聘し、各種専門事務所へのインターンシップやリーガルリサーチ、法律ディベートなど、社会で求められる問題対応能力を養うプログラムを組む。法科大学院への進学や資格取得支援も積極的に行う予定だ。
 新学科開設に先立ち、2月3日には同学部で「模擬裁判」が実施された。民事裁判の流れに則って、主催したゼミの学生や教員が原告、被告に扮し、熱気あふれる陳述、答弁を繰り広げた。

【大阪経済大学】
http://www.osaka-ue.ac.jp/


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前納金返還訴訟 6大学に返還命令
【大学】

2004.04.01

 入学を辞退した元受験生32人が、前納した入学金や授業料を返還しないのは違法としてそれぞれを運営する学校法人に返還を求めた訴訟で、30日、東京地裁は12人に計約1420万円の返還を命じた。
 返還を命じられたのは、明治、学習院、獨協、駒澤、恵泉女学園の各大学を運営する学校法人。同地裁は、01年4月に施行された消費者契約法を根拠に授業料分の返還を命じ、入学金については、多くの同様の訴訟と同じに返還を認めなかった。
 当初の判決は、原告11人に対して計約710万円の返還を命じるものだったが、原告弁護団が判決文の誤りを指摘し、同地裁が誤りを認め、残る一人に対して約700万円の増額などの訂正をした。


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早大 留学生獲得のため中国と連携
【大学】

2004.03.25

 早稲田大は蘇州中学及び園区校と提携し、早稲田大進学予定者のための準備基地を設立する旨の協議書に調印した。
 中・高校部門を併設する同中学は高校内に大学進学クラスを設け、早稲田大国際教養学部への入学をスムーズに行えるようカリキュラムを組む方針だ。
 大学進学クラスの生徒は英語と面接の両試験をパスすると同大国際教養学部の入学が認められることになる。この制度を利用した留学生の受け入れは05年4月から実施される。
 また、03年12月には「北京・早稲田共同教育研究機構」の設立協定を締結しており、05年度から早稲田大国際教養学部と北京大国際関係学院の間での単位の交換が出来るよう制度改革を推進している。両大の学生は「双学位制度」と呼ばれる新制度を利用して、両大の学位を取得できるようになる。
早稲田大は少子化により新入生が減少しつつあるため、優秀な学生獲得のため海外に目を向けるようになったと考えられる。また日本企業が中国に続々と進出しており、今後両国共に経済面だけでなく様々な局面で密接に関係を深めていくことが予想される。そのため、教育面での提携を強めることで日中関係の促進を担う人材を育成しようと考えている。
同大の在学生は現在約5万人おり、そのうち留学生は1500人いる。今後海外からの留学生を積極的に受け入れ、5〜6000人にまで数を増やす予定だ。


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東大・前期合格発表 「高校別ランキング」に変化
【大学】

2004.03.18

 東京大学・前期入試の合格者が10日、発表された。大学通信の調査によると、今年の合格者高校別ランキングでは、23年連続トップの開成は変わらなかったものの、昨年2位の筑波大付駒場、同3位の麻布などが順位を下げた。合格者数でみても2校は二桁台の減となっている。
 大きな理由は文科I類の定員減にある。法科大学院設置で、昨年の605人から190人減の415人になったため、前期合格者数も172人減の373人にとどまった。前期合格者が30人以上(判明分)だった19高校を調べたところ、文科I類合格者が前年を上回った高校はわずか2校。このため、全体の合格者数が伸びなかったとみられる。
 一方で、文科I類の合格者数の変動が少なかった灘や桜蔭などは、全体の合格者数が昨年を上回り、ランキングでも、昨年の筑波大付駒場、麻布に代わり現時点で2、3位を占めている。


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国公立大入試後期日程終了
【大学】

2004.03.17

 国公立大2次試験の後期日程が12日から16日にかけて、全国148大学511学部で実施された。文部科学省によると12日に試験を実施したのは138大学442学部で、1時限目の欠席率は47.9%(前年度46.1%)だった。
 後期日程の志願者数は23万2777人(前年度21万9529人)、志願倍率は9.3倍と前年度より0.4ポイント下回った。
 徳島大は12日に実施した工学部の後期日程の試験で、試験会場の一つの教室で数学の試験を5分早く開始するというミスがあったと発表した。同学部の数学総受験者数456人のうち、この教室で受験したのは34人。試験官は試験中に受験生にミスを説明し、5分繰り上げて試験を終了した。
 後期日程の合格発表は20日から24日にかけて順次各大学で実施される。


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国公立大 二段階選抜で5667人が不合格
【大学】

2004.03.11

 文部科学省は4日、国公立大二次入試後期試験の二段階選抜実施状況を発表した。二段階選抜を実施したのは東京大を除いて29大学48学部で、これにより不合格となったのは前年度より820人多い5667人。
 二段階選抜はセンター試験の点数が基準に到達しない受験生を足切りするもので、その対象となった受験生は二次試験を受けずにして門前払いとなる。
 不合格となった受験生が多いのは一橋大(861人)、山梨大(719人)、京都大(682人)。二段階選抜の結果を10日に発表する予定の東京大ではこれらの人数を上回る不合格者が出ると予想されている。
 今回、計23大学36学部が予告倍率を緩和して二段階選抜を実施し、31大学83学部が実施を取りやめている。
 現在のところ、二段階選抜により不合格となったのは前期・中期日程も含めて1万66人(前年度9653人)。東京大の発表を控えているため、二段階選抜による不合格者はさらに増える見込み。
 今後、国公立大後期日程は12日から開始され、合格発表は20日以降に予定されている。


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今年度入試の学部系統別志望動向
【大学】

2004.03.08

 今年の入試は、国公立大、私立大とも約5%の志願者減だった。少子化で受験生が減ったことに加え、国立大センター試験の科目増で、昨年、浪人を避けた受験生が多かったためと思われる。それでは学部系統別の志願状況はどうだったのだろうか。
 私大では、女子受験生の動向が大きく影響した。浪人生が少ないことは、男子受験生が減ったことを意味する。男子受験生が多い学部で志願者減が目立ち、商、経営、経済系が9・0%、理工系が8・9%減。女子の受験生が多い人文科学系は3・3%減にとどまった。法科大学院人気のため、合格が難しくなっている法学系は、“高値安定”状態を敬遠されて6・2%減だった。
 また、医学部、医療技術系が昨年並み、歯学部が増えた。薬学部は8・1%と大きく減ったが、現段階の数字には今年新設された7大学が含まれていないため、これら未発表の大学を含めると、昨年並みに落ち着くと見られる。
 さらに、7・6%と大きく増えたのが女子大。家政・栄養系学部も人気を集めた。政治・政策系の学部も好調で6・0%増、理系は情報・メディア系学部で増えた。
 国公立大では、文系の志願者が大きく減少した。センター試験科目増によって、公民が1科目増えたことから、敬遠されたようだ。理系では医学部、歯学部が逆風の中で志願者を増やした。薬学、看護系、教員養成系も健闘。資格と直結した学部の人気が今年も続いた。


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私立大入試 大規模大学は志願者減
【大学】

2004.03.04

 2月25日に始まった国公立大前期試験には27万人が挑戦した。「国公立人気」と言われながら、志願者は全日程合わせて3万2000人の大幅減になった。この傾向は、私立大入試でも同じ。今年の入試状況を大づかみすると「受験生の減少に翻弄され、勝ち組大学がほとんど見当たらない」と言える。特に大規模な人気大学にこの傾向が顕著だった。
 定員が2000人以上の大学の志願者数(2月中旬までの確定分)を検証すると、昨年より増えているのは立命館大、中央大、慶應義塾大など数校に限られる。昨年志願者を急増させた早稲田大、法政大は大幅減。関西圏では関西大、関西学院大、同志社大も昨年を下回った。受験人口減少期の勝ち組になると目されていた大学が軒並み志願者を減らしている。
 その一方で、少数派だが、昨年を上回る受験生を集めた大学もある。例えば、文教大、成蹊大、武蔵大、愛知淑徳大、神戸学院大などで、共立女子大、白百合女子大、同志社女子大などの女子大も志願者が増えた。受験人口全体の減少分が5%近いことを考慮すれば、今年の勝ち組と言えるだろう。
 これらの大学に志願者が集まる背景には、大規模大学には求められない“面倒見の良さ”が、就職に対する期待感に直結しているということが考えられる。例年同様、資格が取得できる大学の人気も高く、志望校選びの最重要情報は今年も就職だったようだ。


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大学入試 ミス相次ぐ
【大学】

2004.03.03

 全国の大学入試で、出題した問題をはじめ多くのミスが相次いでいる。
立教大学は2月8日の経済学部会計ファイナンス学科、法学部3学科(法、国際・比較法、政治)で、数学の問題の一部が入試要項で示した出題範囲を越えていたため関連する問題を受験者全員正解とした。
中央大学は2月11日の法学部法律学科で、世界史Bの問題文の数字が誤っていることが受験生の指摘により発覚し、全受験生のこの設問の解答を正解とする措置を採った。
信州大学は1月20日の大学院工学系研究科博士前期課程の社会人入試で合格者を不合格にしていたと発表した。パソコンのデータ入力の際、この受験生のデータを間違って他の受験生の欄に入力したためミスが起きたと同大学は説明している。
慶応大学は2月17日の経済学部入試で、日本史の人名の漢字と地理の数値の2カ所で誤りが見つかった。
 高知女子大は2月25日の文化学部文化学科の英語で問題文に誤りがあった。
東京工業大学は2月25日の数学で開始時刻・終了時刻を共に10分早く実施した教室が1つあった。大学は試験官の勘違いによりミスが起きたとし、試験には特に影響がないと考えられるため特別な措置はとられない。
鳥取大学は2月26日の医学部医学科と農学部生物資源環境学科の化学で問題文に間違った数値が記載されていたが、解答する上で問題がないため特別な措置はとられなかった。
新潟大学は2月26日の国語で問題文の漢字に誤りがあったため経済学部の受験者全員のこの設問の解答を正解とした。


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都立高校入試 実質倍率過去最高1.29倍
【高校】

2004.03.02

 1日、都立高校入試の合格発表が行われた。全日制高校の合格人数は計3万2375人、実質倍率は前年度と同じく過去最高の1.29倍となった。
 都立高校改革が推進される中、学区制が廃止された前年度に引き続き過去最高の実質倍率となり、受験生にとって厳しい競争となった。
 学科別の実質倍率を見ると全日制普通科は1.28倍で前年度に比べ0.02ポイント下回った。普通科の中では単位制普通科が最も高く1.40倍(前年度1.26倍)だった。
 全日制専門学科全体では実質倍率1.32倍。専門学科内では保健体育科(実質倍率2.66倍)、国際学科(同2.31倍)の順で高かった。
 全日制総合学科は同1.41倍と全日制の学科の中では最も高かった。定時制総合学科は同1.58倍で全日制と同様に人気が集まった。多様なことを学べ、自分で選択して学ぶことが出来る総合学科への高い支持が表れる結果となった。
合格者全体に占める旧学区制の他学区受験生の割合は男子が25.4%(前年度21.2%)、女子が30.3%(同26.7%)となった。全日制高校の中では日比谷高校が最も他学区の合格者が多かった。
2日、入学手続が行われ最終的に合格者が決定する。


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国公立大入試 二次試験欠席率5.2%
【大学】

2004.02.26

 25日、国公立大入試二次試験が始まった。1時間目の総受験者数は23万9418人で、全体の欠席率は5.2%と前年度より0.2ポイント下回った。
 試験は25日に150大学で実施され、26日には8大学で実施される。25日の国立大学入試の欠席率は4.5%、公立大学入試の欠席率は8.1%だった。
 国公立全体の確定志願者数は53万4233人(前年比3万2177人減)で、志願倍率は5.3倍(同0.3ポイント減)。前期日程の志願者は約27万4000人で、志願倍率は3.7倍(前年3.9倍)だった。
 当日の試験では各大学の入試問題で英単語や漢字の誤字などの出題ミスが相次いで見つかった。千葉大学教育学部スポーツ科学課程の記述式問題では、設問にミスが見つかり受験者全員の記述試験を満点にするという措置を採った。同課程の入学試験は実技(150点)、総合テスト(250点)に分かれており、受験者89人は総合テストのこの設問で満点(100点)が与えられた。


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都立高校入試、不受験率過去最低の7.9%
【高校】

2004.02.25

 東京都教育委員会は24日、都立高校入試受験状況を発表した。全日制の受験倍率は1.33倍で、94年度に単独選抜制が導入されて以来、最も高い受験倍率だった前年度と同じ倍率となった。不受験者数は3579人(前年4015人)で、不受験率は過去最低の7.9%となった。
 不受験率が低下した理由として、02年から進められている都立高校改革により都立高校の人気が高まっていることが挙げられる。
 学科別の受験倍率は普通科が1.32倍(前年1.35倍)、専門学科が1.34倍(同1.24倍)、総合学科が1.48倍(同1.62倍)となった。普通科の中では単位制普通科が最も高く1.47倍(前年1.33倍)。専門学科の中で受験倍率が最も高かったのは前年度に引き続き保健体育科(受験倍率3.04倍)だった。都立高校改革による都立人気の高まりがはっきりと表れる結果となった。
 普通科高校の受験倍率が最も高かったのは、男子は秋留台(受験倍率2.50倍)、女子は足立東(同3.00倍)。
 定時制高校では総合学科に人気が集まり受験倍率は2.81倍で、今春開校の大江戸高校は4.36倍と高い受験倍率となった。
 今後、合格発表は3月1日に行われる予定。


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国立大センター科目増で私大と国立大の併願減る
【大学】

2004.02.24

 2004年入試は、受験生にとって国立大と私大の併願が難しい年となった。その要因は、国立大のセンター試験科目の原則7科目化だ。
 昨年までは少数科目で受験できる国立大が数多くあり、私立大に主軸をおいた受験生も、特別な対策なしにセンター試験を受け、国立大を受験できた。しかし、7科目化により、一般的な私立大の2倍以上の科目を勉強しなければならなくなった。そのため、国立大と私立大両にらみの受験生が減少したとみられる。
 一方、国立大志望者の私立大併願も減りそうだ。「せっかく7科目頑張ったのだから国立大にこだわる」受験生が増えているという。
 現時点での私大センター利用入試志願者数は、総数では前年の指数をわずかに上回っているものの、今年から新しく実施した大学・学部以外は、昨年を下回りそうだ。特に国立大と競合関係にある私立大は厳しいようだ。東京の理工系大学を例にとると、武蔵工業大は微増ながら、工学院大、芝浦工業大、東京理科大は志願者が減っている。


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神奈川県立高校入試合否判定ミス相次ぐ
【高校】

2004.02.23

 神奈川県教育委員会は18日、横浜南陵高校の前期入試で調査書の書類作成ミスにより、本来合格の生徒を1名、不合格にしていたと発表した。
 同高校は調査書の点数化を誤ったために、合否判定をミスしたと説明。同高校の赤羽洋輔校長はこの受験生と保護者に謝罪し合格を通知した。
合格判定にミスがあったことを受け、同県の全県立高校(全日制66校、定時制27校)に合否判定資料の再点検を指示していた同委員会は20日、新たに22校で48人の採点ミスが見つかり、そのうち5校で受験生計5人の合格者を不合格にしていたと発表した。
 20日、合否判定を誤っていたことが発覚したのは大和西、大清水、綾瀬西、城山、横浜立野の5校。合否判定資料にミスがあり判定を誤った。
 新たにミスが発覚した学校の中で最もミスが多かった横浜総合高校では11人に得点集計ミスがあった。しかし、同校は修正後も合否判定に影響はないという。
 同教育委員会は合否判定ミスで不合格となった受験生と保護者に対し謝罪し合格通知を手渡し、後期選抜試験の受験料を返済した。また、この中には公立高校が不合格だったために私立高校を受験した受験生もいるため、その補償も検討されている。
 今回一度に6人も合否判定ミスが発覚したが、同県立高校入試でこれほど多くの合否判定ミスが発覚したのは初めて。


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埼玉県立高校入試倍率1.26倍
【高校】

2004.02.20

 埼玉県教育委員会は19日、全日制・定時制公立高校の一般入試志願状況を発表した。全日制高校の募集総人員2万6555人(転編入枠・入学確定者除く)に対して、志願者総数は3万3463人で、志願倍率は1.26倍と前年度より0.01ポイント上回った。
 全日制普通科で志願倍率が高い上位3校は市立浦和(志願倍率2.25倍)、川越(同2.19倍)、蕨(同2.07倍)。専門学科も含む全体での志願倍率が高い上位3校は大宮高校理数科(志願倍率3.63倍)、松山高校理数科(同3.05倍)、熊谷西高校理数科(同2.67倍)。前年度に続いて理数科の人気が高かった。
 定時制高校の志願者総数は896人で志願倍率は前年度と同じく0.48倍だった。定時制高校のうち募集人員を越えたのは大宮中央高校普通科(志願倍率1.61倍)、羽生高校普通科昼間部(同1.30倍)、上尾高校普通科(同1.23倍)、浦和商業高校商業科(同1.00倍)だった。
 今後、26日に学力検査、27日に面接、3月5日に合格発表が行われる予定。


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国公立大2次試験確定倍率5.3倍 門前払い延4399人
【大学】

2004.02.19

 18日、文部科学省は25日から始まる国公立大学入試の2次試験の確定志願者数と各大学による2段階選抜(門前払い)の実施状況(前期・中期日程分)を発表した。国公立全体の確定志願者数は53万4233人(前年比3万2177人減)で、志願倍率は5.3倍(同0.3ポイント減)となった。
 国立は4.9倍(前年5.1倍)で前年と比べ0.2ポイント減、公立は7.2倍(同7.9倍)で同0.7ポイント減少し3年ぶりに前年を下回った。
 2段階選抜は、56大学176学部が実施予告していたが、基準緩和や中止で最終的に26大学38学部で実施され、のべ4399人が門前払いで不合格となった。


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国公立大・私立大入試とも志願者減
【大学】

2004.02.18

 2004年入試の大きな特徴は国公立大、私立大ともに志願者減となったことだ。国公立大の出願締め切り日2月4日時点の志願者数は51万6875人と昨年同時期の志願者数に比べ約5%減で4年ぶりの志願者減少となった。私立大も志願者が確定している大学・学部で昨年に比べて約4%減、内訳は一般入試が7%減、センター試験利用入試が5%増だった。
 志願者が減った背景には“少子化”がある。18歳人口は昨年比約6万人減の141万人となり、ここ数年では、もっとも大きな減少だった。このため、受験生数も大きく減っていると考えられる。浪人生の減少も影響している。今年から国立大のセンター試験が原則5教科7科目となるため、昨年、現役で大学に進学した人が多かったことが挙げられる。特に文系受験生には、公民1科目増の負担感が強く、できるだけ浪人を避けたものと見られる。さらに、センター試験の平均点が高くなったため、受験生が強気になり、併願校を絞ったことも関係しているのではないだろうか。
 すでに合格発表が始まった薬科系大学でも、志願者減の大学が目立った。ただ、共立薬科大、星薬科大などでは、合格者数を絞り込んでおり、あまり広き門にはならなかったようだ。志願者が減少すると、“歩留まり”(合格者の入学率の意)が良くなるといわれており、その影響とみられる。


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初の株式会社大学が誕生
【大学】

2004.02.17

 文部科学省は16日、株式会社東京リーガルマインドが申請した「LEC東京リーガルマインド大」、デジタルハリウッド株式会社が申請した「デジタルハリウッド大学大学院大」の設置を認可した。
 LECは司法書士や公認会計士や税理士等の育成を目的とした総合キャリア科を、デジタルハリウッドは、ITやコンテンツ分野における高度な人材育成を目的としたデジタルコンテンツ研究科を4月に開校する。
 いままで株式会社による学校の設置は認められていなかったが、平成14年に制定された構造改革特区制度を利用し、両株式会社は文部科学省からの認可を受けた。
 文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、構造改革特区制度の大学設置基準を基に審査を行い、LECには教育研究水準の継続的な向上を図ること・大学設置基準を踏まえ教育課程の編成をすること等を要求し、デジタルハリウッド大学には学校教育法を踏まえ、専門職大学院として教育研究活動の一層の充実を継続的に図ることを要求している。
審議会は両株式会社とも設置の最低基準を満たしているが、初の株式会社大学・大学院としてさらなる改善の努力を求めている。


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都立全日制高校最終倍率1.44倍
【高校】

2004.02.16

 東京都教育委員会は16日、全日制都立高校の一般入試の最終応募倍率を発表した。全日制都立高校の入学願書受付が5・6両日に、願書の取り下げが13日に、再提出が16日に実施され、最終的な受験校が決定した。
 全日制の募集人員3万1692人に対して応募人員は4万5619人で、全体の応募倍率は1.44倍(昨年度応募倍率1.45倍)となった。願書を取り下げたのは2872人、このうち2819人が再提出を行った。
 普通科の応募人員は3万6424人(前年応募人員3万8390人)、応募倍率は1.44倍で前年度より0.04ポイント下回った。専門学科の応募人員は8624人(同8241人)で、応募倍率は1.44倍で前年度より0.12ポイント上回った。
 全日制高校の一般入試は24日、合格発表は3月1日に行われる予定だ。
 また東京都教育委員会は、10日に定時制都立高校の一般入試の最終応募倍率を発表している。募集人員4917人に対して応募人員は3250人、全体の応募倍率は0.66倍と昨年度より0.08ポイント上回った。
 最も応募倍率が高かった上位3校は大江戸高校(応募倍率4.70倍)、桐ヶ丘高校(同2.80倍)、世田谷泉(同2.79倍)で、3校共に単位制総合学科。
 また、単位制普通科の3校(新宿山吹・六郷工科・飛鳥)の応募倍率は1.27倍と定員を上回っており、単位制の定時制高校に人気が集中している。
 今後、定時制高校の一般入試は24日、合格発表は3月1日に行われる。


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東京薬科大学薬学部の実質倍率が男子部で11倍を超える
【大学】

2004.02.15

 少子化に伴い志願者の減少が続く中、東京薬科大学(東京都八王子市)は今春の一般入試で男子部の実質倍率が11倍強、女子部でも8倍に迫る激戦入試となった。
 不況による就職難で、資格が取得できる薬科系学部の人気は高く、延べ志願者数でも2000年度の10万9626人から、03年度は14万9746人に増加。しかし、今春は18歳人口の減少により、前年の志願者を割り込む大学が増えている。
 同大の志願者数は男子部が1833人から2222人に、女子部も1129人から1625人に増加。ともに合格者を絞り込んだため、実質倍率で男子部が前年の5・4倍から11・0倍に、女子部が4・9倍から7・9倍に跳ね上がった。
 同大は今春、薬学部の学科を改組し、医療薬、生命薬、創薬の3学科編成となった。募集は男女別学で行っているが、今年から男子部と女子部の入学定員の比率を1対1に変更。一般入試では女子部が80人から100人に増えたのに対し、男子部は140人から100人に削減され、受験生の動向が注目されていた。

【東京薬科大学】
http://www.toyaku.ac.jp/


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センター試験、最終平均点が確定
【大学】

2004.02.12

大学入試センターがセンター試験最終結果を5日発表した。センター試験は半数以上の科目で前年度の平均点を上回っており、全体的に易化の傾向にある。主要3教科の最終平均点は、国語I・国語IIが110.14(前年度比+13.06)、数学I・数学Aが70.17(同+9)、数学II・数学Bが55.92(同+6.08)、英語が130.11(同+3.29)。
地歴は世界史Bが61.47(同+4.94)、日本史Bが56.52(同−7.41)、地理Bが62.11(同+7.12)。公民は現代社会が57.27(同−2.26)、倫理が69.87(同+9.21)、政治・経済が61.49(−1.46)。理科は物理IBが62.92(同+1.32)、生物IBが62.67(同−4.31)、化学IBが54.30(同−7.51)、地学IBが63.68(同6.85)。
5教科7科目の受験を導入した国公立大学が増加した事などにより、受験者数は理科IB科目が2万682人、公民が3万3376人増加した。理科の3科目受験で最も多い組み合わせは総合理科・生物IB・化学IBで、37.4%が受験。
志願者数の内訳は高等学校等卒業見込者が42万6839人で全体の72.6%(前年度比2.6%減)、高等学校等卒業者が15万3622人で全体の26.2%(同2.7%減)。センター試験利用国公立大学入学定員15万2104人に対する志願倍率は3.9倍となった。
センター試験の受験者数は平成12年度から増加し続けていたが、今年度は58万7350人と前年度に比べ1万5537人減少。少子化や浪人生が減少したことが影響した。


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都立高校入試応募倍率1.44倍
【高校】

2004.02.09

 東京都教育庁は6日、都立高等学校入学者選抜応募状況を発表した。全日制の募集人員3万1692人に対して応募人員は4万5672人で、応募倍率は1.44倍と前年度に比べ0.01ポイント下回る結果となった。近年下がり続けていた募集人員が上昇に転じた昨年度と同程度の応募倍率。
 学科別の応募状況を見ると、普通科は3万6508人と前年度に比べ1992人減少したのに対して、専門学科は8569人と431人増加した。また、普通科の中でもコース・単位制以外の普通科の応募人数が2392人減少。都立高校改革推進計画により多様で特色のある高校が増加したことが影響している。
 最も応募倍率が高かったのは国際学科で3.30倍、続いて保健学科の3.11倍。応募率の高い普通科上位三校は男子が日比谷(応募倍率3.59倍)・西(同2.98倍)・秋留台(2.97倍)、女子が足立東(同3.39倍)・秋留台(同3.00倍)・日比谷(同2.69倍)の順となった。男女合計では日比谷(応募倍率3.16倍)、秋留台(同2.99倍、足立東(同2.59倍)の順。推薦入試で男女とも最も応募倍率の高かった国立高校は、男子が1.65倍、女子が1.82倍だった。
 今後、13日に願書取り下げを、16日に願書再提出を行い最終的な受験校を決める。


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国公立大2次試験 志願倍率は5.1倍
【大学】

2004.02.05

 4日、文部科学省は同日午後3時現在の国公立大2次試験の出願状況を発表した。それによると、国公立156大学539学部の志願者数は51万6875人で、募集定員合計10万982人に対して5.1倍だった。
 これは、前年同時期の5.4倍に比べて0.3ポイント下回る。前年度の確定倍率が5.6倍だったことから18日発表予定の確定出願者数と確定倍率はもう少しアップすると見込まれる。
 国立大学(83大学378学部)の出願者は、39万6077人で倍率4.7倍と前年比0.2ポイント減、公立大学(73大学161学部)の出願者は、12万798人で倍率6.9倍、前年比0.6ポイント減となった。
 出願者数が募集定員を下回る大学はなく、前年度確定倍率をこえた大学は111大学283学部となった。2段階選抜の実施を予告している59大学182学部のうち、50大学131学部が予定倍率を超えている。
 系統別では、法学部の志願者減が大きく法科大学院開設に伴う募集定員減が影響していると思われる。
 倍率の高い国立大は、(1)東京芸術(11.9倍)、(2)鳴戸教育(9.9倍)、(3)大分(8.8倍)、(4)旭川医科(7.8倍)、(5)山梨(7.5倍)などで、低い国立大は、(1)金沢(3.1倍)、(2)広島(3.4倍)、(3)九州工業(3.4倍)、(4)岩手、宇都宮、岡山(3.5倍)など。


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都立高・高専推薦合格発表
【高校】

2004.02.04

 2月3日、都立高等学校及び高等専門学校が推薦入試の合格発表を行った。全日制・定時制高等学校及び高等専門学校における推薦入試合格者は前年度より209人多い1万292人となった。
 面接受験人員は3万3470人と前年度より1077人少なく、受験倍率は3.25倍と前年度より0.17ポイント下回った。全日制の普通科の受験倍率は3.46倍と昨年度より0.24ポイント下回る結果となった一方で、専門学科の受験倍率は昨年度より0.10ポイント高い2.76倍だった。
 コース制・単位制を除く普通科の合格人員は男子が3116人(受験倍率3.18倍)、女子が2822人(受験倍率4.46倍)。一方、コース制・単位制の普通科の合格人員は男子が353人、女子が1079人となった。これは男女間における学校選定の基準が大きく異なることを示唆している。
 男女とも受験倍率が最も高い国立高校では、男子が6.69倍、女子が10.47倍だった。また、今春開校する六郷工科高校は「企業と学校による生徒育成」を初めて導入するということもあり、受験倍率は0.93倍となった。
 一般入試の第一次募集・分割前期募集の願書出願が2月の5、6両日に、試験は2月24日実施される。


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法科大学院、授業料値下げ相次ぐ
【大学院】

2004.02.03

 今春開校予定の各私立法科大学院間で、優秀な学生確保のための授業料値下げ競争が加熱している。私立の法科大学院は、国立の授業料80万4000円との格差縮小のため様々な対策を講じている。
 平成16年度予算案では私立の法科大学院支援経費が25億円盛り込まれ、国立との格差是正措置が採られた。予算案決定直後、日本大学が学費免除制度を導入し、04年度の入学定員100人のうち成績優秀者40人を学費免除の対象とした。これを受けて、各私立法科大学院は相次いで授業料の値下げを表明。法政大学は一度値下げを実施したにもかかわらず再度値下げをし、当初掲げていた授業料より66万円引き下げ108万円とした。
 慶応大学は成績優秀者40人に対して、授業料(120万〜136万)を全額免除、早稲田大学は195万の授業料を120万に下げるなど、私立上位校も授業料値下げに踏み切っている。
 法科大学院の実績が大学そのものに対するイメージや評価に繋がるため、どの大学も優秀な学生確保のために破格な授業料設定を実施している。しかし、受験者の多くは併願で出願しているため、各法科大学院の値下げの効果は明確になっていない。


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拓殖大学北海道短期大学が保育科「表現教育コース」を新設
【大学】

2004.02.02

 拓殖大学北海道短期大学は4月から、保育科に表現教育コースを新設する。また、併設の幼児教育コースとの共通科目「総合芸術」では、学生によるミュージカルに取り組む。
 新コースでは、年齢に合わせた歌唱指導の方法を学ぶ「歌唱演習」や、子供たちを物語の世界に誘う表現方法を身につける「身体表現演習」、お遊戯会の企画・立案のノウハウを学ぶ「舞台製作演習」など、実践的なカリキュラムが特徴。ミュージカルでは、プロの演出家や俳優の指導を受け、セットや衣装まで学生自身が手がける。
 保育科では「保育士資格」「幼稚園教諭2種免許状」など6つの資格が取得できる。幼児教育や福祉についてさらに深く学びたい学生向けに、4年制大学に編入するための指導も実施している。

【拓殖大学北海道短期大学】
http://www.takushoku-hc.ac.jp/


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都立高校入試 推薦入試の応募倍率3.26倍
【高校】

2004.01.29

 東京都教育庁は27日、29日実施の東京都立高校推薦入試の応募状況を発表した。全日制177校、1万179人の募集枠に3万3164人が応募した。募集枠に対する応募倍率は平均3.26倍。
 推薦倍率は、前年より0.16ポイント下がる結果となった。倍率の低下は、募集人員拡大の一方での中学校卒業者の減少が原因。個別の平均倍率は、普通科126校の平均倍率が3.47倍(前年倍率3.70倍)、商業・工業科など専門科を設置する48校は2.77倍(同2.88倍)、総合学科3校は2.36倍(同2.41倍)となった。定員割れとなったのは3校3科(前年7校10科)。
 応募倍率が高い普通科上位3校は、男子は国立高校、駒場高校、狛江高校、女子は、国立高校、本所高校、青山高校の順。
 29日実施の推薦入試は2月3日に合格発表が行われる。第1次募集及び分割前期募集の出願期間は2月5・6の両日、再提出は2月16日に実施の予定となっている。


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国公立大二次試験願書受付始まる
【大学】

2004.01.28

 国公立大二次試験の願書受付が26日、全国の大学で始まった。受験生は、17日、18日の両日に実施された大学入試センターの成績をもとに志望大学を決め、2月4日までに願書を提出する。
 文部科学省によると、願書を受け付けるのは国立83校、公立73校と産業医科大の計157校541学部で、募集総数は約10万1100人。出願のピークは、文部科学省が出願状況の中間発表をする30日以降になると見られる。
 センター試験の受験者数が昨年度より1万5537人減少したが、センター試験の平均点が大幅にアップしたことから人気校への集中が予想される。
 予定倍率を超えた場合に、センター試験の成績で門前払いする「二段階選抜」は、国立38校125学部、公立21校58学部が実施を予告している。
 二次試験は、前期日程が2月25日、後期日程が3月12日、公立大の中期日程が3月8日から始まる。


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都立大法科大学院、学生募集開始
【大学】

2004.01.27

 04年4月開学予定の東京都立大法科大学院は、教授らの「抗議辞職」を理由に学生募集を延期していたが、教員の補充が出来たために23日、募集要項の配布を始めた。入学試験日程は、1月23・24の両日から2月28・29両日に延期となった。
 「都立の新しい大学の構想」の一貫として、東京都立大学は法曹育成のために法科大学院設置の準備を以前より進めて来ていた。しかし開校目前、03年12月11日、教授に就任する予定だった4人が東京都知事による新大学構想に反対し突然退職した。退職したのは民法の専任教授に内定していた3人と行政法の専任教授1人。これにより文部科学省の設置基準を満たさない状況になり、筆記試験を延期していた。
 東京都立大学管理本部は他大学から民法、行政法の教授を1名ずつ補充。これが文部科学省に認められたため、23日、学生募集の再開を発表した。


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センター試験、得点調整なし
【大学】

2004.01.26

 大学入試センターは23日、17・18両日に実施されたセンター試験の各科目間の得点調整を行わないと発表。
23日までの中間集計で、最も得点の差が大きかったのは公民の現代社会(57.38点)と倫理(70.03点)12.65点差。得点調整は地理歴史、公民、理科の主要科目間で平均点の差が20点以上ある場合に実施されるため、今回の試験では行われない。
 23日に発表された新たな中間集計は次のようになった。国語I・国語IIは113.73(前年平均101.08)、地理歴史は世界史Bが61.56(同56.53)、日本史Bが56.58(同63.93)、地理Bが62.22(同54.99)、公民は現代社会が57.38(同59.53)、倫理が70.03(同60.66)、政治・経済が61.79(同62.95)、数学は数学I・数学Aが70.21(同61.17)、数学II・数学Bが45.82(同49.84)、理科は化学IBが54.39(同61.81)、物理IBが62.96(同61.60)、生物IBが65.55(同66.98)地学IB63.56(同56.83)が、外語は英語が130.05(同126.82)。


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四国大学が短期大学部音楽科に「ポピュラー音楽コース」開設
【大学】

2004.01.23

 四国大学(徳島市)は、2004年度から短期大学部音楽科を7コース体制にし、新たに「ポピュラー音楽コース」を開設する。
 新体制のコース編成は、音楽療法系の音楽療法コース、クラシック系の声楽、ピアノ、管弦打、音楽教育コース、ポピュラー音楽系の作曲・制作(作曲・編曲から名称変更)、ポピュラー音楽コース。
 新設のポピュラー音楽コースは、ギター、ドラム、ベース、ヴォーカル、キーボード、シンセサイザー、電子オルガンなどを対象とし、専門学校では学べないアカデミックな音楽知識とプロフェッショナルな技術を身につける。学内外におけるライブなど、音楽活動からプロ・ミュージシャンになるためのプロモーションまで支援する。

【四国大学】
http://www.shikoku-u.ac.jp/


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センター試験中間集計発表
【大学】

2004.01.22

 大学入試センター試験の平均点中間集計が21日発表された。地理歴史のB科目内、公民3科目内、理科のIB科目内の各科目平均点差が最大12.12点であった。得点調整は、20点以上開いた場合に行われるため、現時点では行わない方針。
 平均点の中間集計は、全受験者(受験者数の最も多い外国語受験者数53万6748人)のうち約20万人が対象。
 平均点は、国語は国語I・国語IIが111.70(前年平均101.08)、地理歴史は世界史Bが62.24(同56.53)、日本史Bが56.83(同63.93)、地理Bが62.54(同54.99)、公民は現代社会が58.18(同59.53)、倫理が70.30(同60.66)、政治・経済が62.64(同62.95)、数学は数学I・数学Aが70.25(同61.17)、数学II・数学Bが46.24(同49.84)、理科は物理IBが63.16(同61.60)、化学IBが55.15(同61.81)、生物IBが64.20(同66.98)、地学IBが64.41(同56.83)、外国語は英語が129.74(同126.82)。
 中間集計の段階では、試験は前年度に比べ、数学I・数学Aの易化、化学IBの難化が目立っている。
 センターは得点調整の有無を23日に決め、2月5日に平均点の最終集計を発表する予定だ。 また、24、25両日実施する追試験・再試験の受験を377人に認めた。

平成16年度センター試験(本試験)平均点等一覧中間集計(1月21日現在)
教科名
科目名
受験者数
平均点
15年度
平均点
15年度差
最高点
最低点
標準偏差
国語
(200点)
国語I 19,437

118.52(59.26)

54.70

4.56

200(100)

0( 0)

36.53(18.26)

国語I・国語II 167,242

111.70(55.85)

50.54

5.31

200(100)

0( 0)

32.87(16.43)

地理歴史
(100点)
世界史A 897 45.07 43.37 1.70 100 12 18.17
世界史B 35,661 62.24 56.53 5.71 100 4 20.00
日本史A 2,525 44.17 42.88 1.29 100 9 16.47
日本史B 54,146 56.83 63.93 -7.10 100 0 18.42
地理A 2,878 60.29 48.11 12.18 100 0 15.02
地理B 31,207 62.54 54.99 7.55 100 0 16.20
公民
(100点)
現代社会 62,454 58.18 59.53 -1.35 100 0 14.70
倫理 16,449 70.30 60.66 9.64 100 0 17.44
政治・経済 26,333 62.64 62.95 -0.31 100 8 16.19
数学
数学(1)
(100点)
数学I 5,534 52.91 41.87 11.04 100 0 24.91
数学I・数学A 130,858 70.25 61.17 9.08 100 0 21.04
数学(2)
(100点)
数学II 4,229 33.22 35.87 -2.65 89 0 14.48
数学II ・数学B 112,891 46.24 49.84 -3.60 100 0 20.67
工業数理 19 59.47 59.30 0.17 100 15 27.30
簿記  256 56.57 63.88 -7.31 100 2 18.54
情報関係基礎 147 55.32 58.88 -3.56 98 20 17.82
理科
理科(1)
(100点)
総合理科   10,330 56.60 59.55 -2.95 100 0 15.96
物理IA 663 62.26 60.80 1.46 100 19 17.52
物理IB 50,872 63.16 61.60 1.56 100 0 21.94
理科(2)
(100点)
化学IA 1,625 62.16 56.39 5.77 100 3 18.28
化学IB 72,451 55.15 61.81 -6.66 100 0 20.40
地学IA 1,426 60.51 52.31 8.2 100 6 15.58
地学IB 6,535 64.41 56.83 7.58 100 3 22.69
理科(3)
(100点)
生物IA 2,732 65.27 57.34 15.51 100 18 13.15
生物IB  52,455 64.20 66.98 -2.78 100 0 18.01
外国語
(200点)
英語 195,691

129.74(64.87)

63.41

1.46

200(100)

0( 0)

38.37(19.18)

ドイツ語  71

144.56(72.28)

55.49

16.79

197(98)

55(27)

41.99(20.99)

フランス語 104

141.09(70.54)

65.78

4.76

200(100)

46(23)

38.36(19.18)

中国語 214

154.70(77.35)

75.35

2.00

200(100)

22(11)

41.59(20.79)

韓国語 93

156.72(78.36)

85.48

-7.12

200(100)

40(20)

34.88(17.44)

(注) 平均点、最高点、最低点及び標準偏差欄の( )内は、100点満点に換算した数値。
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センター試験全日程終了
【大学】

2004.01.21

 センター試験が17、18日に行われた。17日は、外国語・地理歴史・理科(1)・理科(2)・理科(3)、18日は、国語・数学(1)・数学(2)という日程。志願者58万7350人のうち、最も志願者数が多い外国語の受験率は、53万6748人(91.4%)。
 その他の教科の受験率は、地理歴史39万736人(66.5%)、理科(1)20万8024人(35.4%)、理科(2)25万778人(42.7%)、理科(3)19万2736人(32.8%)、国語18万6679人(86.9%)、数学(1)13万6392人(67.6%)、数学(2)11万7542人(60.3%)、公民10万5236人(49.2%)となった。
大雪の影響により、北海道北見市の北見工業大学試験場では、両日とも試験開始時刻を1時間繰り下げた。同試験場で大雪により遅刻や欠席した志願者については24、25日に再試験を実施すると決定した。
また、2日目の数学の問題で補足説明を行った。その際、岐阜経済大学試験場で監督者が板書を忘れるといったミスがあったが、同センターは21日、「加点や追試の措置はしない」と発表、救済措置はとらないことが決まった。
1日目の理科(3)「生物IA」で、第4問の問題文にある「第13凝固因子」を「第8凝固因子」と訂正が行われたが、解答する上で支障がないため、特別な措置はとられない。


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埼玉県私立高校入試応募状況中間発表(推薦入試主体)
【高校】

2004.01.19

 16日、埼玉県私立中学高等学校協会は、14日現在の16年度入試の応募状況を発表した。埼玉県内私立高校49校の募集人数1万6944人に対して応募総数は5万9623人で、平均倍率は約3.52倍。
 内訳は、推薦入試5万8569人、一般入試の応募者は1431人。この中間発表の数字は、ほぼ推薦入試応募者のもので、ほとんどの高校の一般入試出願受付開始日が15日以降のため、含まれる一般入試応募者は8校のみ。
 埼玉県内の私立高校の16年度入試は、22日に解禁され、推薦入試は、22日、23日に集中し、一般入試は2月1日に集中している。


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17日センター試験始まる
【大学】

2004.01.15

 17、18日の両日大学入試センター試験が実施される。追試験は、24日、25日の両日。志願者数は、前年より1万5537人減少し、58万7350人。そのうち男子は35万416人(前年比3.0%減)、女子は23万6934人(同1.9%減)。今回のセンター試験を利用する国公私立大は合計543校、短大は99校。
 同試験の平均点等の中間発表は1月21日、得点調整実施の有無の発表は1月23日を予定している。各国立大学の出願受付は1月26日から2月4日、試験成績の各大学への提供開始は2月2日からで、試験の平均点の最終発表は2月5日を予定している。
 同試験の成績開示希望者に成績通知書を送付するのは5月1日以降となっている。
<センター試験日程>
1月17日:外国語(9:30〜10:50)、地理歴史(11:35〜12:35)、理科1(13:50〜14:50)、理科2(15:35〜16:35)、理科3(17:20〜18:20)
1月18日:国語(9:30〜10:50)、数学1(11:35〜12:35)、数学2(13:50〜14:50)、公民(15:35〜16:35)


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都立高校志望率が72.95%と微減
【高校】

2004.01.14

 7日、東京都は平成16年度都立高校全日制等志望予定調査結果を発表した。それによると、中学卒業予定者数7万7406人のうち全日制進学志望率は、94.79%で前年より0.1%減、都立高校志望率は72.95%で前年より0.69ポイント低下した。男子は69.94%で0.45ポイント減と過去5年間で最低、女子は76.22%で1.02ポイント減。
 都立高校の志願倍率は普通科男子で日比谷が2.34倍(前年同時期2.01倍)で前年2位からトップとなり、進学指導重点校としての積極的な募集活動の効果があらわれたようだ。女子は狛江が2.14倍で1位。コース制では田柄が1.45倍でトップ、2位は九段の自然科学コース。専門学科は工芸のデザインが2.94倍でトップ。普通科男子最低は、忠生の0.66倍、女子は久留米の0.62倍、コース制は田柄の0.66倍、専門学科は小金井工業の0.13倍。専門学科は、最低の0.13倍から最高の2.94倍と極端な開きがある。
 進学重点校の志望状況は、上から日比谷(男2.34倍、女1.89倍)、西(男2.04倍、女1.45倍)、青山(男1.67倍、女1.98倍)、国立(男1.51倍、女1.74倍)、立川(男1.44倍、女1.23倍)、戸山(男1.30倍、女0.97倍)、八王子(男1.24倍、女1.29倍)と戸山、立川を除いて上昇。


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増加するインターンシップ導入
【大学】

2004.01.08

 在学中に、専攻や将来のキャリアに関連した就業体験を企業で行うインターンシップ制度を導入する大学や企業が増えている。
文部科学省、経済産業省、厚生労働省や各経済団体が、インターンシップを積極的に推進しているためで、日本経済の国際化、情報化の進展、産業構造の変化などに伴い、独創的な発想ができる能力、自分で問題を発見・解決できる能力、自己責任で行動できる能力などを持った人材の育成が必要という考えによるもの。しかし、就職難において、大学の就職支援やキャリア育成の体制を示すものとして学校選びのポイントの一つになっているのが実情。文部科学省によると、インターンシップを単位として認める大学は、平成13年度において317大学で、前年度より36校増加している。
文部科学省では、文部科学省における実際の教育行政事務に接することにより、学生の学習意欲の喚起、高い職業意識の育成に寄与することを目的として、大学、大学院、短大、高専、専修学校及び高校の学生を対象とし、文部科学本省でのインターンシップ(就業体験)の受入れを実施している。


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